「洗濯物はたたむもの」という思い込みを捨てたら…

おはようございます。
日本ライフオーガナイザー協会代表理事の高原真由美です。

8月27日9月1日の記事、いずれも大好評だった東京都八王子市在住のマスターライフオーガナイザー川崎朱実さん宅の収納紹介、第3弾はクローゼット収納です。

クローゼット収納というと、収納ノウハウ以前に「洗濯物をたたむのが苦手で苦痛!」という声、よく聞きます。

そんな方は迷わず、川崎邸のような「たたまない収納」をぜひ導入してみてください。

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川崎さんは男の子4人のママですから、すべての洗濯物を取り込んで丁寧にたたんで収納していると日が暮れてしまいます。

そこで、洗濯物は干していたハンガーのままクローゼットに収納することにしました。玄関入ってすぐ横にある家族共用のウォークインクローゼットは、ご覧のとおり。ハンガーは統一しているので、衣類の数が多くてもすっきり見えます。

ほぼすべての衣類をハンガー収納することで、洗濯物にかかる時間は劇的に短縮できたそう。物干しから9歩以内という距離も絶妙です。

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ストールやベルトなどの小物はチェストに収納。浅い引き出しは、並べておくだけで取り出しやすく戻しやすい仕組みが完成するため、小物の収納にはうってつけです。ラベルをつけて、誰のものかがひと目でわかるように工夫されています。

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しばらく着ることのないオフシーズンの衣類と、ご主人の趣味の本やグッズは、2階の夫婦の寝室のウォークインクローゼットに。

自分の大切にしているものがきれいに並べられた空間に、ご主人もご満悦とのこと。

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クリスマスなど季節の行事の小物やスポーツ用品、野球の応援グッズは、種類別にボックスに収納。ボックスは統一しているので、見た目もすっきり。ラベルを貼っておけば、何が入っているのか家族全員、誰にでもすぐにわかります。

数年前までは「洗濯物はたたんで収納しなければいけない」という思い込みに囚われ、悩みのタネだったという川崎さん。

「たたまない収納」は、毎日の家事を簡単にするだけではなく、時間を生み出すこととなったようです。

 

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

記事:油科真弓
撮影:川俣満博

編集:日本ライフオーガナイザー協会代表理事 高原真由美

ライフオーガナイザー川崎朱実

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