手放せない夫に「なんで捨てないの?」は禁句?…1枚のカーテンで家内安全!

おはようございます。ライフオーガナイザー国分典子です。

わが家の間取りは2LDK。個人のスペースがかなーーーり狭いマンションです。そのためリビングダイニングの一面に収納スペースを設けて、「個人スペースでは置ききれない私物は置いてOK」というルールにしています。

とっておくものこそ奥行きのあるスペースを有効活用

家族4人、それぞれ私物の量に大きな差があります。量の多さ№1は余裕で夫!!

そもそも私は管理できる量だけで暮らしたいタイプ。一方、夫は思い出(過去)やこれからの準備品やストック(未来)、それに加えて流行(現在)を追いたいタイプ。いわば、持ちたくない派vs持ちたい派が一緒に暮らしている、ということになります。

どれも大切で、手放したくないという夫。
ここまで持ちたいなら私にお任せください! なんてったって奥様はライフオーガナイザー。このようなケースでも無理に「捨てましょう」「なんで捨てないの?」なんて言いませんよ。

夫が望む形は、「ほぼ手に取ることも見ることもないけれど、家にあると安心する過去のモノもとっておく」こと。そこで、奥行きのある収納スペースを活用して保管することにしました。

とっておくものこそ奥行きのあるスペースを有効活用

この壁面収納の奥行きは60cm。リビングダイニングの収納にしては奥行きがあるほうです。奥行きがある収納は、空間を活用するために前後で仕切り、収納するモノを分けるという方法が一般的。季節に応じて前と後ろを入れ替えるなど工夫されているお宅も多いですね。

でもわが家のこのスペースの場合、夫のものは保管しておけばいいので、入れ替えは必要ありません。そこで考えたのがこの順番で使うこと。
奥に夫の過去の私物を置く→真ん中をカーテンで仕切る→手前は私のお気に入りのモノを置くという方法です。

とっておくものこそ奥行きのあるスペースを有効活用

こうしておけば、夫は「勝手に捨てられていない安心感」を得て、私は「存在を忘れてスッキリ爽快感」を味わえます。しかもこのカーテンは裾のしまつもしないまま両面テープで止めるだけのお手軽感! 開けないので強度は必要ありません。

もともと違う環境で育った大人同士が同じ屋根の下に住むとなると、小さなストレスはつきもの。でもそれにいつもイライラしていては、大事なエネルギーと時間を消耗するだけです。夫婦それぞれがお互いの違いを認め合い、調整し合うことで家内安全が確保できます。

長く一緒にいる相手だからこそ、日常生活の工夫は必須です。プチストレスを軽くする小さなアイデアをぜひみなさまのご家庭でもお試しくださいね。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー国分典子
ブログ:ライフオーガナイザー・メンタルオーガナイザー国分典子が伝えるココロが軽くなる整理術

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