DIY予算30,000円!子どもが自分で整理整頓できる学習机

おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。

今日は、埼玉県さいたま市在住のライフオーガナイザー/レジデンシャルオーガナイザー、本間ゆりさん宅をご紹介します。

本間さんは、入居前にリノベーションした2LDK+WIC(ウォークインクローゼット)のマンションに、ご主人と8歳の息子さんとの3人暮らしです。

前回までの記事はこちら:
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今回ご紹介するのは、リビング・ダイニングの一角(上の写真右奥)にある、息子さんのスタディーコーナーです。

DIY予算30,000円!子どもが自分で整理整頓できる学習机

本間さんと同じ一級建築士であるご主人が設計し、DIYした机を、「IKEA」の「パックスクローゼット」の隣に設置。子どものスタディーコーナーとして活用しています。奥行きをクローゼットに揃え、机の脚にはアイアンを採用したことで、大きさの割には存在感を感じさせない仕上がりになりました。

机の前面はマンション隣家との戸境壁。鉄筋コンクリート製で釘を打つことはできないため、7年前のリフォームの際、大工さんにお願いして木の下地を貼ってもらったそうです。以前はここにピアノを置いていましたが、スタディースペースをつくるためピアノは別の場所に移動。棚板は以前DIYで取りつけたものを、そのまま利用しています。

ライフスタイルの変化に合わせて、フレキシブルに暮らしを組み替えるところが、ライフオーガナイザーらしいですよね。

DIY予算30,000円!子どもが自分で整理整頓できる学習机

よく見ると学習机の下にはランドセル置き場が。さらに、キッチンカウンターの手前の棚(これもご主人のDIY!)は学用品の収納場所にもなっているなど、学校から帰ってきた子どもが自分で片づけられるような仕組みもさりげなく取り入れられています。

そんな本間邸の学習机DIYにかかったコストは約30,000円。DIYというと、手間も時間もかかって大変…と考えがちですが、動線に沿った場所に、使う人のクセに合わせた収納スタイルで、インテリアに馴染む家具を設置できるのは、カスタム設計ならでは。そのおかげで、子どもが身の回りのものを自分で整理整頓しやすくなるなら、入園・入学後すぐに、初期投資した手間も時間も取り戻せるうえ、ゆとりの時間まで生み出してくれそうです。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

記事:油科真弓
写真:川俣満博
編集:さいとう きい

レジデンシャルオーガナイザー 本間ゆり
HP:暮らしデザイン

【参考】
・本間家が学習机の材料を購入した木材通販サイト:マルトク

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