どう扱う? 卒業後のランドセル 処分するのも残すのも子どもたちの気持ち次第!

おはようございます。
ライフオーガナイザー国分典子です。

こんなに寒い日が続いているのに、もうすぐ立春です。時の流れはとても早く、子どもの成長もあっと言う間。

つい最近まで、小学生ぐらいかなと思っていたわが家の子どもたちは、今年18歳と21歳になります。少し記憶を蘇らせると、いちばん印象に残っているのが、小学校から中学校への進学時でした。私服から制服へ。ランドセルからカバンへ。給食からお弁当へ。部活に入り帰宅時間が遅くなり、外見だけではなく、生活環境もかなり変化をしました。

その中で、私が最も印象に残っている小学生時代のモノは、ランドセルです。6年間の体の成長はとても激しいものですね。入学時に、喜んで背負っていた後ろ姿はまるでランドセルが歩いていたようだったのに、卒業時にはすっかり小さく見えたものです。

どう扱う? 卒業後のランドセル

でも小学校卒業と同時に、毎日大活躍していたランドセルは即日不要品に変身。私の方が、なんとなく寂しく、切ない気持ちになったことを覚えています。
今回はそんな「即不要品」になったランドセルを、わが家の子どもたちがどう扱ったかの違いを、ご紹介します。

【息子の場合】卒業式の翌日に即処分!

えっ? いいの? と私がためらうほど手放すタイミングが素早く、あっと言う間にゴミになってしまいました。本当に捨てるの? と思わず聞いてみると(聞かずにはいられませんでした!)、「小学生の頃に持っていたモノは子どもっぽいから、すぐ捨てたい」とのこと。あらまっ!急にオトナっぽい発言!!

でも、もともとモノに執着がないタイプなので、ごもっとも!の意見でした。今から思えば寄付・リメイクなどの方法もあったのにと思うのですが、息子の決断力の圧勝でした。

【娘の場合】まだ大切に残しています

ランドセルに寄せ書きをしたことがとても思い出深い、とのこと。これまで何度もモノを整理してきましたが、欠かさず「絶対に手放さない思い出のモノチーム」に入っています。こうなれば、もう殿堂入りみたいなもの!大事な思い出の品として手放したくない気持ちが強いようです。

そんな思い出深いランドセルの収納場所はこちら

どう扱う? 卒業後のランドセル

娘の部屋の端に置いている、スーツケースの中に収納されています。

どう扱う? 卒業後のランドセル

2泊3日用のスーツケースのサイズと、ランドセルのサイズがピタッと合い、まるでここに入れたらどう?とお誘いを受けたような収納場所。
スーツケースの使用頻度が高くないので、ここに収納をしていても面倒な問題はありません。型崩れの心配もないので一石二鳥を大幅に上回り、一石五鳥ぐらいでしょうか。たまにスーツケースを持って出かけるときは、部屋の隅にランドセルが鎮座。なんとも可愛らしい風景です。

思い出のモノの扱いは、自分の思いが深いかどうかを自分で判断すること。誰かに決めつけられたり、指示されるものでは無いと思います。
ひとそれぞれ価値観が違うように、思い出のモノの扱い方もそれぞれ個性が出てきますね。
たとえ、えっ? これが大事なモノ? 使っていないのに残すの? と誰かが思ったとしても、持ち主にとっては大事なモノなのです。

自分の大事なモノ・コトは自分で決めたい、と思うのは自然な感情です。親子間では、特にその違いをよく理解することが、よりよいコミュニケーションを保つ秘訣だと感じます。そして何よりも、将来子どもたちが、自分の大事なモノを大事だ、と胸を張って言えるひとになるよう、見守ることも、親の務めだと考えています。ぜひお子さまたちの大事なモノを、大事に取り扱ってあげてくださいね。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー国分典子
ブログ名:ライフオーガナイザー・メンタルオーガナイザー国分典子が伝えるココロが軽くなる整理術

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