自分が変わることで“イライラ”から解放されました ライフオーガナイザーインタビューvol.10(巽洋子さん/後編)

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おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。

前回に引き続き、マスターライフオーガナイザー巽洋子さんにお話を伺います。後編では、ライフオーガナイズと出会い変化した、暮らしや家族との関係について伺いました。

インタビュー前編はこちら:
家づくりで考えた“どう暮らしていきたいか”ということ ライフオーガナイザーインタビューvol.10(巽洋子さん/前編)

インタビュアー・記事/油科真弓
撮影/川俣満博
編集/会田麻実子

ライフオーガナイザーインタビューvol.10(巽洋子さん/後編)

-現在、ライフオーガナイザーとしてどんな仕事をしていますか?

会場を借りてセミナーを自主開催したり、設備メーカーさんのショールームで連続講座をさせてもらったりしています。子育て世代の女性向けのセミナーを行いたいという会場に企画をもっていって、2カ月に1回くらいのペースで行っているセミナーもあります。

-ライフオーガナイザーの仕事が、広報アドバイザーとしての仕事につながることもあるのですか?

直接的にはありません。ただ、広報アドバイザーとして会社が抱えている課題を分析するときに、何が欠けていて、何が問題なのかを、体系立てて考えられるようになったのは、ライフオーガナイズの考え方がベースにあるから。何か壁にぶつかったときも、今までは目の前のことしか考えられなかったのが、多面的にとらえ、問題を俯瞰して客観的に見られるようなったと思います。

大きな収納家具がなくてもスッキリなリビングルームのワケ

-ライフオーガナイズの考え方は、ご主人との関係にもいい作用をしていますか?

もともと夫に問題があったわけじゃないんです(笑)。夫は自分のことは自分でしますし、洗濯も家事も自分からやってくれます。私がイライラしていたのは、たとえば、買うばかりで古いものを捨てなかったり、食事をした後にすぐに食器を片づけなかったり、私が嫌だなと思うところにモノを置きっぱなしにしたりというささいなこと。けれど、自分が変わることで、私自身がすごく楽になったと思います。

オープン収納のゴチャつき問題を解決

-具体的に、たとえばどういうことですか?

以前は、食後にすぐに食器を片づけなかったり、漫画を買い込んでくるのがストレスだったのですが、今は「すぐに片づけてくれたらうれしい」と言ったり、専用の本棚を設けて「そこに収まらなくなったら考えてね」とお願いするようにしています。一方的に私の考えを押しつけるのではなく、お互いの価値観を認めあい、中間点を見出そうとしている感じです。おもしろいもので、ちょっと言い方を変えるだけで、自分の気持ちも変わってくるんですよね。ライフオーガナイズの考え方によって、夫婦関係というよりは私自身が変わりました。

-ライフオーガナイザーとして、時間を生み出すための片づけ・収納の工夫はありますか?

家族みんなが、自分のことは自分でできるような仕組みを心がけています。たとえば、子どもたちが自分でパンケーキを焼けるように、ホットプレートや粉、食器は子供たちが届く高さに収納しています。どこに何があるのか、家族みんなが共有できるように、収納は細かく区分しすぎないようにもしています。「これはこのへんにある」とざっくりとわかる収納のほうが、私自身が楽なので。以前は、雑誌で見るおしゃれな生活に憧れて、細かく分けて収納していたこともありますが、結局、自分に合ったやり方を見つけないと続かないんですよね。

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-最後に、片づけ・収納に悩んでいる方へのアドバイスをお願いします。

片づけられないことは悪いことではないので、落ち込んだり自分を責めたりしないでください。おしゃれじゃなくても、自分が楽なことがいちばん。自分に合った楽なやり方は必ずあります。もし見つけられなかったら、プロの力を借りるのも一つの方法です。

巽邸をご紹介した過去記事はこちらからどうぞ:
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ライフオーガナイザー 巽洋子
HP: Easy Living Style

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