時間を“見える化”する時間割。小さな子どもがいても実践できる時間の片づけの3つのポイント

おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。

夏も本番に近づき、蒸し暑いなかでは同じことしていてもダラダラと進まなかったり、夏休み前に済ませておきたい用事がびっしりでフル回転、「時間が足りない~」という気持ちになる時期ではないでしょうか。

今日は、兵庫県神戸市在住のライフオーガナイザー、長谷部敦子さんが実践する、毎日を効率よく快適に過ごせる3つのポイントをお伝えします。長谷部さんは、4歳の長男と1歳半の長女の子育てをしながら充実した毎日を送っています。

■”時間割”は無意識に行動できるようにするため

「こちらが焦れば焦るほどグズって動かなくなったり、何かするにも遊びながらでなかなか集中してくれなかったり……。小さな子どもたちとの生活は“スムーズ“という言葉とは縁遠い毎日です」と言います。平日にやる家事はほとんど決まっている。けれども、大騒ぎする子どもたちの相手をしながらだと、頭がちょっとした混乱状態になりがちです。

「慌ただしい毎日だからこそ、少しでもストレスを減らして気分よく毎日を過ごしたい!」。そんな想いの中、長男を出産後に始めたのが “わが家の時間割作り”。「無意識に体が動くようにすれば、ストレスも減るし、エネルギーも最小限で済むはず!」と考え、1日の動き全体を絵的に見えるようにしたのです。

時間を“見える化”する時間割。小さな子どもがいても実践できる時間の片づけの3つのポイント

家族の時間割を作ったことで、無駄なく効率的に動けるようになり、子どもたちの相手をしながら、「あれもしなきゃ!」「これもまだできてない!」とストレスを感じて無駄なエエネルギーを使うこともなくなりました。

■細かい指示はアラーム任せに

生活リズムが変わるたびに時間割も更新するようにしていたそうですが、ある程度、日が経つと、時間割を意識することを忘れてしまいがちに。そもそも、朝夕の忙しい時間帯に時間割で次の動きを確認すること自体が無駄な動きに感じるようになってきたそうです。

そこで、長谷部さんが最近導入したのが、スマートフォンのアラーム機能です。
時間割に合わせて、アラームを設定し、次の動きを知らせてもらっているとのこと。

時間を“見える化”する時間割。小さな子どもがいても実践できる時間の片づけの3つのポイント

時間帯によっては15分に1回アラームがなるので、多少騒がしくはなるのですが、「アラームが鳴るまでに終わらせるぞ!」とゲーム感覚で家事に取り組めるので、なかなかよいそうです。

■目的は、大切な時間を大切にするために

長谷部さんが、今、一日の中で一番大切にしたい時間は“子ども達と寝る前にベッドで絵本を読む時間”。

時間を“見える化”する時間割。小さな子どもがいても実践できる時間の片づけの3つのポイント

平日はゆっくり子どもたちと過ごすことができないので、その分、絵本の時間はいちゃいちゃしながら読んだり、脱線しておしゃべりを楽しんだりと、しっかり満喫。

時間を1分1秒無駄にしないためのように思われがちな“わが家の時間割”ですが、1日のうちのたった15分、それも、1日の中で一番大切な15分を、心から楽しむためのものだと言えるかもしれませんね。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 長谷部敦子
ブログ:「心」と「お金」のモヤモヤ解消!30代働きたいママの生き方デザイン練習帖

編集:中村佳子

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