叱る、怒る、イライラする… かわりに環境を整えれば、子どもの行動が変わる!

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おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。

先日、片づけ収納ドットコム編集チームが取材にお邪魔した、千葉県松戸市在住のマスターライフオーガナイザー、松林奈萌子さんのご自宅。前回はキッチンをご紹介しました。

前回の記事:
・ママの負担が減る!キッチン・オーガナイズの3つの工夫

今日ご紹介するのは、5歳の息子さんと0歳の娘さんの遊び場、リビングルーム隣の和室です。ここはリビングルームからも、キッチンからも目に入る場所。少し離れていても、子どもが遊んでいる姿を安心して見守ることができます。

叱る、怒る、イライラする… かわりに環境を整えれば、子どもの行動が変わる!

そんな松林邸の和室には、パパやママが口うるさく言わなくても、親の気持ちが自然と子どもに伝わる工夫が盛りだくさんでした。

■「もっと絵本を読んだら?」と言うかわりに

「小さいうちから、たくさんの本に親しんでほしい」。そう考えた松林さんは、和室の隅に、おもちゃの収納棚と本棚を向い合せに置いた小さな「基地」をつくりました。以前は、本棚を反対側の壁に寄せて設置していましたが、子どもが本棚に近づかなくなったため、この配置に変えたそうです。

叱る、怒る、イライラする… かわりに環境を整えれば、子どもの行動が変わる!

棚にはさまれた基地のような小さな空間は、子どもにとって居心地がいい様子。「なんだか静かだな?」と思ったら、たいていここに篭っているそうです。おもちゃで遊びながら本棚にもすぐに手をのばせるので、親が促さなくても子どもが自分で本を読む機会が増えたといいます。

■「遊んだあとは片づけてね」と言うかわりに

「ラベルの文字を読めない子どもでも、おもちゃで遊んだあとはきちんと収納場所に戻してほしい」。そこで松林さんが考えたのが、おもちゃを撮影した写真をプリントしてラベルにし、収納する棚に貼るというアイデア。

叱る、怒る、イライラする… かわりに環境を整えれば、子どもの行動が変わる!

棚の厚みにあわせたミニサイズのラベルなので、きちんとわかるか心配だったそうですが、カラーでプリントしたのが大正解。文字が読めなくても、ラベルが小さくても、おもちゃの色と形で、子どもはどこに何を戻せばいいかわかるようになりました。

叱る、怒る、イライラする… かわりに環境を整えれば、子どもの行動が変わる!

■「ブロックはテーブルの上で」と言う代わりに

子どもが大きくなるにつれて、小さくなっていくブロックのパーツ。部屋の片隅に忘れられて踏んづけたり(イタイ!)、生後10カ月の妹が口に入れようとしたり(危ない!)。

「ブロックを広げるときは、テーブルの上で」。松林さんは子どもに何度もそう注意する代わりに、ブロック遊び専用のテーブルをDIYしました。もともとは小さな「こたつ」だったものですが、ヒーターを取り外してブロックを入れるための引き出しを付け、脚にはキャスターを取り付けました。奥の押入れを開けると…。

叱る、怒る、イライラする… かわりに環境を整えれば、子どもの行動が変わる!

テーブルと椅子の収納スペースが登場。キャスターを取りつけてあるので、子どもが遊びたいときに自分で簡単に引っぱり出せて、遊び終わったあともすぐに片づけることができます。自分専用のテーブルができたことに、息子さんは大喜び。大好きなブロック遊びは、いつもこの場所で集中して楽しんでいるそうです。

叱る、怒る、イライラする… かわりに環境を整えれば、子どもの行動が変わる!

「もっと絵本を読んだら?」「きちんとお片づけしてね」「ブロック遊びはテーブルの上で」。毎日、言葉で伝えても、遊びに夢中になった子どもには届かない……。

それなら環境を整えることで、親の想いを子どもに伝えてみませんか? 大人の気持ちだけでなく、子どもの気持ちにもゆとりが生まれるかもしれませんよ。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 松林奈萌子さん
ブログ:キラキラと輝く片付け法

記事:油科真弓
撮影:川俣満博
編集:さいとうきい

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