小学生のおこづかいのルールはどうする?「定額制・おこづかいノート・前借りOK」で “お金を知る”

おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。

突然ですが、子どもへの“おこづかいのルール”はありますか?
「毎月○円、渡している」「必要なときにその都度相談」「お年玉で一年を賄えるように本人におまかせ」…、家庭によってそれぞれのルールがあると思います。今日は春から小学1年生と5年生になるわが家の子どもたちのおこづかい事情を紹介します!

■学年×100円の定額制を毎月1日に

基本的におこづかいは、毎月1日に「学年×100円」の金額を渡しています。

小学生のおこづかいのルールはどうする? 「定額制・おこづかいノート・前借りOK」で “お金を知る”

金額に特に理由はなく、私が子どもだったときにこのルールだったから(笑)。田舎ということもあり、子どもの行動範囲内にはコンビニとスーパー、100円ショップくらいしかないので、使う用途はお菓子やジュース、100円ショップのおもちゃを買うくらいです。

■「誰にもらって何に使ったのか」は“おこづかいノート”へ

それぞれお小遣いの管理は、私がExcelで手づくりした“おこづかいノート”に、その都度各自で記録。市販のモノも探しましたが、行が狭く子どもには書きづらそうなものばかりだったので、作ってしまいました。

小学生のおこづかいのルールはどうする? 「定額制・おこづかいノート・前借りOK」で “お金を知る”

ルールとしては、「月末の手元の残額とノートの“残ったお金”の金額が合わなければ来月のおこづかいはもらえない!」と一応(笑)、決めています。でも、この一言で、忘れずにノートをつけることに。次男にはとても良い計算の学習です。

■前借りもOK!それを労働で返すもOK!

去年の末、クリスマスプレゼントでもらったゲームソフトの攻略本がどうしてもほしくなった長男。その価格、1400円。当然おこづかいでは足りません。

小学生のおこづかいのルールはどうする? 「定額制・おこづかいノート・前借りOK」で “お金を知る”

そんなときの選択は、①我慢する、②おこづかいを貯めてから買う、③前借りする。本人に決めてもらいます。

今回はどうしても早くほしいと③を選択。その借りた1400円を200円はおこづかいから払い、残り1200円を1回10円のおふろ掃除の家庭内アルバイトを11~2月まで毎日するという約束で購入しました。

家庭でのおこづかいにおいて、私は「前借りがだめ」とか「貯めてからでないと買えない」というルールは作っていません。“おこづかいノート”を一字一句金額も間違えずにつけることがいちばん良いとも思いません。お金にまつわるいろいろな方法を、小さなうちに家庭の中で柔軟に経験できればいいと思っています。

まずはどういった案があるのか考えることも大切! 現に③を選んで、今毎日おふろ掃除をしている長男は「4カ月めっちゃ長い……」と言いながらも、自分で決めたことなので文句も言えないという状況で多くを学んでいるようです(笑)。

「あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん

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