もうなくさない!回収待ちの“小さな資源”はまとめて管理

おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。

“資源”として回収される小さいモノたち。ひとつふたつでは出しづらいけど、保管しづらいし、なくしてしまう!そんな“小さな資源”の収納法を、神奈川県横浜市在住のライフオーガナイザー/リユースオーガナイザーインストラクター 佐藤美香さんに伺いました。

記事:佐藤美香
写真:1,2,4,5 佐藤美香 3 川俣満博
編集:白石規子

ライフオーガナイザーの佐藤美香です。
資源回収されるものの中で「小さなモノ」の管理、どうしていますか? 商品からとっておいたのは良いけど、どこに置いたか分からない。ちょっとテーブルの隅に置いておいたら無くなっていた、なんてことありませんか?

もうなくさない!回収待ちの“小さな資源”はまとめて管理

■意外に多い!身近にある“小さな資源”

わたしの住んでいる地域では、小学校で「ベルマーク」の回収があります。1年に3回の日程が決まっていて封筒で回収されますが、それまでは家で保管しておかなければなりません。強制ではありませんが、貯まったベルマークは子どもたちが学校で使う楽器や教材になるので、できるだけ協力したいと思っています。

もうなくさない!回収待ちの“小さな資源”はまとめて管理

また、ベルマークと同じように使用済のプリンタ用インクやペットボトルキャップの回収もあります。こちらは学校に回収ボックスがあり、持参するスタイル。まとめて持っていくため、こちらも少しの期間保管しなくてはなりません。

この他、市で行っている資源回収に出す使用済の電池など、“小さな資源”は意外と多いのです。

■家事動線にあるから、収めやすい! 資源収納スペース

この“小さな資源”。1つ1つは小さいのでスペースをとらないのですが、小さいがために、つい部屋のあちこちに置いてしまい、なくしてしまうことも。ただ、それぞれ別に保管場所を設けると、何をどこに収納するのか、忘れてしまいそう。

もうなくさない!回収待ちの“小さな資源”はまとめて管理

ということで、全部をまとめて管理することにしました。場所は、キッチンのシンク下にあるスペースです(写真の緑の線で囲んだスペース)。

名づけて『小さな資源ゴミステーション』。

もうなくさない!回収待ちの“小さな資源”はまとめて管理

ペットボトルキャップをシンクで洗う。乾いたら、シンク下の引きだしに入れる(写真の白の線で囲んだスペース)。調理中に出たベルマークはシンク上にぶら下げたハサミで切り取り、同じ引きだしに入れる。家事をしていく中で、切ったり洗ったりする流れの延長上に収納場所を設けたので、その場から移動することなく収めることができます。

ちなみに、引きだしの上にある紙袋は、雑紙や空き箱などの資源ゴミを収納。このスペース全体が、資源ゴミを入れる場所になっているのです。

■ひと目で分かる!“小さな資源”を入れる収納ボックス

“小さな資源”を収める引き出しの中は、上から見ると「何が」「どこに」「どれくらいの量あるか」が、一目瞭然です。

もうなくさない!回収待ちの“小さな資源”はまとめて管理

引きだし内は、資源ゴミが出る頻度に合わせて配置を決めました。

よく出るペットボトルキャップは、引き出しの一番手前に。奥にはあまり出ない使用済のプリンタ用インクや乾電池、ベルマークを収めています。ペットボトルキャップの横には、学校に持って行くとき用の小さなビニール袋も一緒に収納しています。

ひとつの空間に小さな資源ゴミをまとめて収めることで、管理が楽になりましたし、子どもたちも“ここが資源ゴミの場所”と理解しているので、何も言わなくてもこの場所に収めてくれるようになりました。“小さな資源”を大切にして、暮らしに生かしていきたいですね。

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ライフオーガナイザー 佐藤美香
ブログ: 楽しく分かりやすい収納

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