「171災害用伝言ダイヤル」体験からの反省! 家族で決めておかなければならない2つのこと

おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。

皆さん、「災害時の家族の連絡」について話し合って決めていることはありますか?
災害時の連絡方法に「171災害用伝言ダイヤル」がありますが、先日、子どもと一緒に体験をしてみました。この体験からわかった「家族で決めておくべきこと」をご紹介します。

■「171災害用伝言ダイヤル」体験からわかった家族で決めておくこと

「171災害用伝言ダイヤル」では、家族で決めておくべくことが2つありました。
それは、
●暗証番号を利用するかしないか
●登録する電話番号
  です。

「171災害用伝言ダイヤル」体験からの反省! 家族で決めておかなければならない2つのこと

実際の「171」入力直後のガイダンスはこちら。
「こちらは災害用ダイヤルセンターです。録音される方は1(いち)、再生される方は2(に)、暗証番号を利用する録音は3(さん)、暗証番号を利用する再生は4(よん)をダイヤルしてください」。

体験した長男が最初に迷ったのが、「暗証番号」。暗証番号にどんな役割があるのかを知らない長男は、1か3で迷います。暗証番号は、人に聞かれたくないときに設定しておくもの。わが家は、「1」の通常録音で伝言することを決め、次の入力に進みます。

ガイダンス「被災地の方はご自宅の電話番号を、または、連絡を取りたい被災地の方の電話番号を市外局番からダイヤルして下さい」

次に迷ったのが、「連絡を取りたい被災地の方の電話番号」。家の電話番号、母(私)の携帯番号、自分の携帯番号、どの番号を入力したらいいのか……。ここで、入力する番号「母(私)の携帯番号」と決めました。番号を覚えているかも確認!! 迷ったのはこの2 カ所。その後の入力はスムーズにいったのですが、体験前の「ガイダンスに沿って入力すればなんとかなる」こんな安易な考えに猛反省です。

■古い情報に惑わされないためにも情報は更新が必要

今回体験したことで、伝言ダイヤルの仕組みにも触れることができました。「利用料金:無料」「伝言時間:30秒」「保存期間:運用終了まで」等。伝言ダイヤルの仕組みを知っていることで、緊急時で動揺しているときでも、少しは落ち着いて行動ができそうです。

また、サービス内容も更新されているよう。以前は、携帯電話番号は登録ができなかったり、保存期間も件数だったり……。今回、新たに「web171」も利用できることも知りました。こちらも、体験することができます。

(web171登録・確認画面)
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「できない」という思い込みや、非常時に古い情報に惑わされないためにも、情報は更新しておくことが大切ですね。

■毎年9月1日は、「家族防災会議」に決定

今回の体験は、子どもたちが実際に操作に手間取ったこともあり、防災意識を高めることができました。わが家の子どもたちも高校生になり、交通機関を使って通学するようになったことで、行動範囲が広くなっています。万が一の時にどうするのか、「災害時の決めごとの確認」「情報を更新しておく」、災害が起きても自分がするべき行動が分かるように、毎年9月1日を情報確認しあうための「家族防災会議」を開くことになりました。

「171災害用伝言ダイヤル」体験からの反省! 家族で決めておかなければならない2つのこと

【災害用伝言ダイヤル・web171/体験利用提供日 2017/9/6現在】
・毎月1日・15日00:00〜24:00
・正月三が日(1月1日00:00〜1月3日24:00)
・防災週間(8月30日9:00〜9月5日17:00)
・防災とボランティア週間(1月15日9:00〜1月21日17:00)

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