新居への引っ越し。暮らしてみて気づいたキッチンの「悩み」を「理想」に変えるコツ

おはようございます。
ライフオーガナイザーの原田ひろみです。

わが家は、現在の家に住み始めて11年目になります。引っ越したときは、フルタイムで働いていたので、あまり時間も取れずバタバタしていました。特にキッチンの収納計画は、ほぼゼロからのスタート。持ってきた収納家具が新しいキッチンの使い勝手に合わず、さまざまな悩みが出てきました。

今日は、新しい生活で気づいたキッチンの悩みを、理想に近づけるために行った、オーガナイズのプロセスをご紹介します。

■引っ越し後の生活で気づいた「悩み」と「理想」を書き出す

今の住まいに引っ越してきた当時のキッチンは、引っ越し前に使っていた食器棚とゴミ箱をそのまま置いただけの状態でした。

新居への引っ越し。暮らしてみて気づいたキッチンの「悩み」を「理想」に変えるコツ

食器棚にはモノがあふれ、置き場所に困ったものが、カウンターを埋め尽くしていました。逆に食器棚左横のスペースは、空間が活かしきれていない状態。そこでキッチンを使いやすくするために、新しい生活を始めて気づいた「悩み」と「理想」を書き出してみることに。

【悩み】
・空いてる空間を有効的に使いたい
・食器棚のカウンターはモノが多くて使いづらい
・ダイニングやリビングからキッチンの中が丸見えなのが落ち着かない

【理想】
・ゴミ箱は移動できるキャスター付きのものに変えたい
(料理中にシンク横へゴミ箱を移動して、その場で捨てれるようにしたいため)
・電子レンジを移動して食器棚カウンターを空けたい
(カウンターをちょっとした作業や、一時的に物を置くスペースとして使いたいため)
・引き出し収納が少ないため増やしたい
・キッチン収納はダイニングからなるべく見えないように隠したい

さらに、理想に近づけるためにすることの優先順位を決めました。
1.キャスター付きのゴミ箱を探す
2.食器棚カウンターを空けるために電子レンジが置ける家具を探す
3.引き出し収納がある家具を探す
4.なるべく中が見えない家具を選ぶ

■「理想」のために選んだものはカスタマイズできるメタルラック

条件に合うものを探した結果、選んだものは、「アイリスオーヤマ」の「メタルラック」でした。選んだ理由は、
・サイズが豊富なため横に並ぶ食器棚の高さと奥行きが揃えることができ、見た目が整うこと
・ラックの下には、キャスター付きのゴミ箱がおさまること
・棚板の高さが2.5cm間隔で位置を調整できるため、使いやすい高さに電子レンジがおさめられたこと

新居への引っ越し。暮らしてみて気づいたキッチンの「悩み」を「理想」に変えるコツ
メタルラックを買った当時の写真

さらに、メタルラックに「無印良品」の「ポリプロピレンケース」を置くことで引き出し収納を増やしました。気になったのは、オープンラックがダイニングから丸見えになること。こちらは、メタルラック専用のロールスクリーンを取りつけ、使っていないときは、ロールスクリーンをおろして目隠しをすることで解決しました。

新居への引っ越し。暮らしてみて気づいたキッチンの「悩み」を「理想」に変えるコツ

■“とりあえず買う”より、暮らしで気づいたことを収納に活かす

実は、引っ越し前にその場所に合うサイズの家具を「とりあえず買ってしまおうかな?」と思っていたんです。今思えば、慌てて購入しなくて良かったと思っています。

使いやすいキッチンにするために、メタルラックを選ぶまでに2カ月かかりましたが、結果、生活してから気づいたことを活かすことができました。引っ越し前にきちんと収納計画ができるのが理想ではありますが、“とりあえず買う”で済ませるよりも、わが家に合ったキッチンに近づけることができたと思っています。

ラックを使い始めて11年目。暮らしの変化に合わせて、見直しを続けてきましたが、メタルラックの自由にカスタマイズできるところが、わが家には合っていたようです。

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