洗濯物が片づく! 家事シェアストレスも解消?! タオルやふきんをたたまず、しまわない仕組み

おはようございます。
ライフオーガナイザーで、現役会社員でもある手塚千聡です。

毎日の洗濯物たたみ、めんどくさいと思うことはありませんか? 今日は、わが家で実践している、タオルやふきんをたたまず、しまわない仕組みとそのメリットについてご紹介します。

■毎日使うタオル、“たたむ”“しまう”をやめる!

共働きのわが家では、食器は食洗機、掃除はルンバ、洗濯は洗濯乾燥機と、便利家電を取り入れて、毎日の家事の負担をなるべく減らしています。残された家事のひとつが、洗濯物たたみ。干すものはなるべくハンガーのまましまえるようにしたり、パジャマはしっかりたたまずクルッと丸めるだけにしたり。

そして、タオルやふきんは、たたむのもしまうのもやめてしまいました。ある時、たたんだタオルを収納棚にしまい、そこに元々置いていたタオルを取り出したとき、「なんか二度手間じゃない?」と思ったんです。まるでそこにあるタオルを満遍なく使うのが目的のように、毎日律儀にタオルを入れ替えているな、と。

もちろん私にとっては、タオルを満遍なく使うことより、手間を減らして家事負担が軽くなるほうが大切です。「毎日、乾燥機から乾いているタオルを出してそのまま使ったら、タオルをたたむこともしまうこともないじゃないか」と、さっそく試してみました。

これがなかなかいい具合でした。お風呂に入る前に、人数分のタオルとバスマットを乾燥機から取り出し、一歩も動かず浴室ドアのバーにかけたら完了。タオルが空間に馴染むグレーの無地なので、見ためも気になりませんでした。これで、家族分の小さめのバスタオル4枚とバスマット1枚をたたんでしまう手間を手放せました。

洗濯物が片づく! 家事シェアストレスも解消?! タオルやふきんをたたまず、しまわない仕組み

ほかにトイレと洗面所の手拭きタオル2枚、キッチンのふきん類3枚も、帰宅後乾燥機から取り出したらそのまま使っているものと交換。これで全部合わせて10枚を、たたんでしまうのをやめることができました。

■タオルをたたまないと、他の洗濯物たたみのハードルも下がる?!

タオルをたたまなくなると、意外な効果もありました。それは、残りの洗濯物の片づけも進みやすくなったということ。

わが家の洗濯は、しわになりやすいものを浴室乾燥で、残りは洗濯乾燥機で毎日乾燥までしています。どちらも夕方帰宅する頃には乾ききっているという段取り。洗濯ものを片づけるのは、浴室干しのものはお風呂のお湯張り前まで、洗濯乾燥機の中のものは翌朝次の洗濯をするまでにしたいところです。

浴室干しのものは数も少なく、ハンガーのまましまえるものも多いので、比較的スムーズに片づけられていました。一方、乾燥機で乾かしたものは、一旦、一時置きのかごに入れて、リビングなどに移動させていました。このやり方だと、順調に翌朝までに片づくこともあれば、そうでないことも。何日も置きっぱなしになることも少なくありませんでした。

タオルをたたむのをやめたら、この置きっぱなしが俄然少なくなりました。
タオルやふきん類を取り出してしまうと、洗濯物のかさが半分くらいにぐっと減るのがポイント。量が減ることで、片づけるハードルが一気に下がったというわけです。

隙間時間で少しずつ取り出してはしまい、一時カゴに入れることもなく、翌朝までに洗濯物をたたみ切れるようになりました。

洗濯物が片づく! 家事シェアストレスも解消?! タオルやふきんをたたまず、しまわない仕組み

※左がタオルやふきん、右がその他の洗濯物。真四角のタオル類は、たたむのは簡単なのに、見ためのボリュームでたたむのが億劫になっていました。

■家族にも負担なく、ホテルライクなタオル収納を実現!

たたまず、しまわないタオルやふきんですが、収納スペースは確保し、予備のタオルやふきんをしまっています。場所は洗濯機上の収納棚の一部。

ここのタオルは、ホテルライクな、折り山を手前にするたたみ方。「扉を開いたときに美しく並んでいると気持ちがいい」という完全に私の趣味で、通常より少々手間もかかります。ご興味ある方は、ライター吉川のたたみ方記事がありますので、よかったらお読みください。
>>>たたみ方ひとつで自宅が素敵空間に! ホテルライクなタオルのたたみ方とは?

洗濯物が片づく! 家事シェアストレスも解消?! タオルやふきんをたたまず、しまわない仕組み

このホテルライクな見た目を維持するために、以前は、洗濯物たたみが苦手な夫がよかれとたたんでくれたタオルを、文句を言いながらたたみ直すことや、「こうやってたためばきれいだよ」と繰り返し伝えたことも。

タオルをたたまなくなった今は、予備タオルは原則出し入れをしないので、ホテルライクなタオル収納は整えたら整えたままの状態が続きます。夫はタオルたたみを指導されずに済み、私も日々の負担なく、ホテルライクなタオルたたみを眺めていられるように。

夫婦で家事シェアするとき、お互いの目指すところややり方が違うのがストレスで、「自分ひとりでやる方がマシ!」なんていうことありませんか? 当たり前だと思っていたことをやめたり減らしたりしたら、お互い我慢も不満もないままにあっさり解決。そんなケースでもありました。

洗濯物たたみについてのお悩み解決アイデアはこちらにも:
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : 不機嫌にならない暮らし~会社員ワーママの、ラクしてシェアして、時間を生み出す暮らし術~

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