自分だけではなく家族も心地よく片づけられる仕組みをつくることが大切です ライフオーガナイザーインタビューvol.2(植田洋子さん/後編)


おはようございます。
ライフオーガナイザー協会代表理事の高原真由美です。

ライフオーガナイザーインタビュー第二弾、東京都調布市在住マスターライフオーガナイザー植田洋子さんへのインタビュー記事、後編です。

ちなみに植田さんは、タイムキーパー(コトバンク大辞林 第三版によると、テレビ番組収録時に各シーンごとの時間や全体の長さを確認し指示する人)という別の顔を持っていて、テレビ番組だけではなく、たまにライフオーガナイザー関連のイベントでもよくある「何分前」というフリップを持ち、時間を管理する仕事もしていたりします。

なので、時間を生み出すということに関しては、ライフオーガナイザーの中でも特に意識高い系かもしれません!

インタビュアー・記事/油科真弓
撮影/川俣満博

前編のインタビュー記事に続き、片づけの仕組みができてからの家族の変化や、今後の活動についてお伺いしました。
「こうあるべき」という片づけの呪縛から解き放たれました ライフオーガナイザーインタビューvol.2(植田洋子さん/前編)

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――オーガナイザーになって、ご家族の反応は変わりましたか?

夫からは「前より怖くなくなった」と言われました(笑)。彼は元々家事に協力的な人なんですが、片づけに対する私のハードルが高い上に、手を出すと「もっとやって」と言われるのが嫌で手伝えなかったみたいです。けれど、夫でも簡単に片づけられる仕組みをつくったことで、片づけも以前よりやってくれるようになりました。私自身、「もっとやってほしい」と思ってストレスを感じることもなくなりましたし、彼がやってくれることに感謝を伝えられるようになりました。家族にとっては大きな前進です。

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――時間を生み出す片づけ、収納を、どのように工夫していますか?

モノを取り出すという動作は、使いたいというモチベーション(人が何かをする際の動機づけや目的意識)があるので、遠くにあっても探しますが、使い終わって収納場所に戻すときには、通常戻すためのモチベーションはありません。片づけ好きや片づけのプロでもない限り、だいたいは「面倒な行為」となります。

そこで、戻しやすい配置場所と配置方法を工夫し、モチベーションがなくてもラクに戻せる動線をつくるようにしています。さらに、たとえば小さな子どもでも片づけられるように収納場所を低い位置に置くなど、家族全員が片づけられるような動線も意識しています。片づける人が増えれば、時間の節約にもつながりますから。

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――ライフオーガナイザーとして今後、どんな活動をしていきたいと考えていますか?

今は協会の認定講師としての活動がメインですが、娘が幼稚園に入ったところなので、今後はお客様のご自宅などで片づけをお手伝いする現場の仕事も積極的にやっていこうと思っています。こうした知識やアイデアを知らないばかりに、片づけられない閉塞感のある生活から抜け出せない人もいると思うので、ライフオーガナイザーの考え方を広めるという活動と並行して、一人ひとりのお客様と向き合って空間と気持ちを片づけていく作業をやっていけたらと思っています。

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――最後に、片づけや収納に悩んでいる人へのアドバイスをお願いします

どんなに理想的な片づけ理論であっても、一方的な考えを押しつけるだけでは、家族との関係を壊してしまうこともあります。自分の家族に合ったやり方は必ずありますし、無理だと感じているやり方をあえてする必要もありません。まずは、この家で家族と何をしたいのかという大きな視点で考えていただくと、違う選択肢が見えてくるはずです。

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植田洋子さんのブログ
BABY STEP~家族がもっと仲よくなれる整理術~