おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
「ニャン・ニャン・ニャン」の語呂合わせにちなんで、2月22日は「猫の日」だとか。
本日ご紹介するのは、愛猫家としても知られる東京都新宿区在住のマスターライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー、瑞穂まきさんのご自宅です。
これまでの記事はこちら:
・動線計画・収納計画だけじゃなかった! 理想のキッチンづくりに必要なもの
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猫と暮らしている人にとって、とにかく信じられないのが、瑞穂邸のリビングの様子。
「え? 猫ちゃん3匹と暮らしているのに、このすっきりとした美しさはナニ?!」と、同じく愛猫家のライターさんも驚愕!
「家族同然の愛猫だから、ストレスなく快適に過ごしてほしい」という思いを込めてリフォームした瑞穂邸の、人も猫もハッピーになれる3つのアイデアを教えていただきました。
■1. 壁紙は場所別に使い分ける!
猫がいるおうちのお悩みナンバーワンといえば、「爪とぎ」による壁の傷。3匹の猫と暮らす瑞穂さんも、壁紙にはこだわって選びました。
お友達や仕事関係の人など来客が多いリビングには、色や素材を重視して選んだ壁紙を。バスルームや寝室につながる廊下、娘さんの部屋などのプライベートスペースには、爪を立てても傷がつかないという猫用の壁紙を採用しています。
全室、猫用壁紙を採用すれば安心ですが、そのためにリビングの雰囲気を損なってしまっては、「人も猫もハッピー」とは言えません。全体でバランスをとりながら、インテリア性と実用性の両方を実現。人も猫も、ストレスなく暮らせています。
■2. キャットタワーはインテリアと心得よ!
「市販のキャットタワーは置きたくない。けれども、上下運動を好む猫たちに存分に運動をさせてあげたい」と、瑞穂邸ではリビングの隅に猫用階段を造作。言われないと「飾り棚かしら?」と思うくらい、インテリアとして部屋になじんでいます。
階段を上った先は、間接照明用のスペースを利用したキャットウォーク。高いところから部屋を見下ろすのが好きな猫たちのお気に入りの場所になっています。どうせ必要になるなら、造作してインテリアの一部にしてしまうというアイデア、お見事です!
■3. 人と猫のトイレ=場所は同じ+入り口は別!
瑞穂邸では、人用トイレのシンク下が、なんと猫用のトイレスペースになっています。そのために奥行が深いシンクを選び、空気清浄機用のコンセントも設置。扉がついているので、来客があっても猫用トイレの存在に気づく人はいないそうです。
猫用トイレの入口は人用トイレの扉の隣に、別に設けています。これなら人用トイレの扉が閉まっていても、猫の出入りは自由自在。
せっかくリフォームするなら、人も猫も快適に暮らせる家づくりを! 人も猫もハッピーでいられれば、愛猫と一緒に家でくつろぐ時間が、ますます楽しいものになりそうですね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー 瑞穂まき
ブログ:美人化計画
記事:油科真弓
写真:川俣満博
編集:さいとう きい