おはようございます。
ライフオーガナイザー・ハッピー冷蔵庫アドバイザーの大野多恵子です。
部屋がなかなか片づかない、もちろん冷蔵庫も…、そんなふうにお悩みの方は多いと思います。部屋は片づいているけれど、なぜか冷蔵庫だけはうまくできない…、そんなお悩みもよく耳にします。
それは、なぜでしょうか?
冷蔵庫の開閉回数は1日平均35回。他の収納棚に比べて群を抜いた多さで、中身の食材はめまぐるしく変化する特別な場所だからです。
本日発売の書籍『冷蔵庫さえ片づければ、なにもかもうまくいく』では、リバウンドしない冷蔵庫の片づけ法をたっぷりとお伝えしています。
『冷蔵庫さえ片づければ、なにもかもうまくいく』
発行:竹書房
1,080円(税込)
本書では、あなたがどんなところでつまずいているかのチェックテストと解決策を載せています。今回は、わが家(夫、娘、私の3人家族)の冷蔵庫を例に、収納ポイントの一部をご紹介します。
すべて「見える」「把握できる」「忘れない」ようにするために、冷蔵室は、6~7割収納に。家族のだれが見ても分かるように「定位置管理」をします。容器は透明なものを使えば、中身もよく見えます。
わが家では、あえて下段を空けておきますが、夜になれば、こんな風に鍋ごと入れることも。この空間は、おかずの残り、もらいもののケーキ、パーティ料理のスタンバイなど、つねに変わる場所です。
野菜室は「立てる」収納で、全体が見渡せるように。カゴを使って仕切りにします。
同じく冷凍室も食品を「立てる」ことで、全部がよく見えて使い忘れがなくなります。
冷蔵庫がきれいになることで、食材を無駄にすることがなくなり、いつもおいしい料理を素早く用意できれば、なによりあなた自身の心のゆとり、家族の健康へとつながっていきますね。
日本では、まだ食べられるものが捨てられる、いわゆる「食品ロス」がとても多く、そのトップはなんと家庭から。スッキリ冷蔵庫の仕組みができれば、そんなこともスルスルと解決するのでは?
いつもがんばっているお母さんたち、すべての女性、もちろん男性にも届けたいこの1冊。『冷蔵庫さえ片づければ、なにもかもうまくいく』をぜひ手に取っていただければ幸いです。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 大野多恵子
ブログ:「もったいない」から始める上質生活
HP:ハッピー冷蔵庫アドバイザー
撮影:河村正和
編集:会田麻実子