すっきり片づいた家はどうしているの? 困りがちなアレの収納方法

おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。

今回ご紹介するのは、東京都世田谷区在住のマスターライフオーガナイザー、松居麻里さんのご自宅で、取材時に「真似したい!」と話題になった収納方法をご紹介します。

松居邸をご紹介した過去記事はこちら:
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すっきり片づいた家はどうしているの? 困りがちなアレの収納方法

1つめのアイテムは、電気コードの目隠し。松居邸のキッチンカウンターの隅には、電気ポットや電動の鉛筆削り、電話の子機、リモコンなどがまとめて置かれています。白を基調とした部屋で目立ってしまうのが黒のコード。そこで、コードの目隠しに「IKEA」の「VARIERA」シリーズの一辺だけに凹みがある収納ボックスを使っています。上下逆さにしたボックスに、凹みから余ったケーブルを入れればご覧のとおり。携帯電話の充電器の白のコードはグラスに入れて。ごちゃごちゃしがちなコードも、専用グッズを使わなくてもこんなふうにすっきりとまとめられます。

子どもが片づけられる部屋づくりのコツ

すっきり片づいた家はどうしているの? 困りがちなアレの収納方法

2つめは、部屋の隅に出しっぱなしになりやすいお掃除ロボット「ルンバ」。小さいようでいて、部屋の隅に置いておくと意外に存在感のある「ルンバ」は、部屋で遊んでいる子どもたちがつまずいてしまうことも。自宅を設計する時から、その置き場所を作ろうと決めていた松居さん。いろいろな家づくりのブログを参考にして選んだのは、リビングから子ども部屋に通じる階段の下。中にコンセントを設置したので充電もできます。

すっきり片づいた家はどうしているの? 困りがちなアレの収納方法

3つめは、工作の材料。子どもに「授業で使う」と急に言われて、慌てて家中を探し回ったり、お菓子の空き箱が欲しいためだけに買い物に行ったり…なんてことにならないよう、お菓子の空き箱やトイレットペーパーの芯、毛糸、ハギレ、プリンのカップなどをストック。工作に使えそうなものが手に入ったら、このボックスを確認。空きがあれば工作の材料として保管し、なければそのまま処分します。子どもたちが家で工作をするときにも、自由に使えるよう、収納場所は子ども部屋にしています。

すっきり暮らす人の家には、扱いに悩むものの収納にも「なるほど!」とうならされる小技がいっぱいでした。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

記事:油科真弓
撮影:川俣満博
編集:会田麻実子

ライフオーガナイザー 松居麻里

【参考】
VARIERA ボックス|IKEA

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