おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
今日は、「面倒くさがり屋なんです」という大阪府吹田市のライフオーガナイザー、都築真未さんの郵便物収納をご紹介します。
開ける度に何かが届いている郵便ポスト。かつての都築さんは、封も開けずに「とりあえず」とダイニングテーブルに置き、食事の際にはカウンターへ移動させ……と郵便物を山積みにしていたそうです。すべて処理するのに30分かかったり、「うわ!明日振込しないと!!」とあわてたりすることもしょっちゅう。そんな都築さんですが、今は帰宅して荷物の整理をしながら、一気に片づけられるように!
書類を収めているのは、リビングに入ってすぐの収納棚。目線の高さにある使いやすい段が定位置です。「とりあえず」と置きたくなる元凶の一つが、保管するためにしまう時に手間がかかること。当時は重くて分厚いファイルがいくつもあり、探すのも取り出すのも一苦労だったそう。「迷わず、楽に、パッとしまえる」をポイントに、保険証書のように定期的に届いて差し替える書類7件分を、薄いクリアファイル1冊(上の写真の一番左のファイル)にまとめました。
請求書やセールはがき、マンション点検のお知らせなど、一定期間保管しておきたいものは、「とりあえず保管ボックス」へ。振込など重要なものは、スマートフォンのアラームやToDoリストに追加。請求書は振込に行く前に確認し、終了したら処分します。書類が溢れてきたら、中身を確認します。保管期間の短いもののために、手間をかけすぎないというのは真似したいポイントですね。
住所変更や結婚、喪中などのお知らせはがきは、年賀状や手紙を書く時に必要なものをまとめたクリアファイルに。以前は「どう収納しようか」と悩んでいましたが、いちばん必要になる時期を考えた結果、この方法に落ち着いたそうです。他のページには、切手や封筒、便箋などが入れてあるので、このファイルを取り出せばいつでも手紙を書くことができます。
毎日のようにポスティングされる宅配メニューは、厳選して4店舗分のみ保管しています。以前は、気になるお店をすべて残していましたが、実際はほとんど頼むこともなく、頼む場合も決まったお店ばかりだと気づき、それらのお店だけ差し替えることにしました。宅配メニューだけはキッチン横の収納棚に保管しています。
ぱっと楽にしまえる仕組みにしたことで、「すぐにやってしまおう!」と思えるようになったという都築さん。溜まった書類と格闘する時間も、しまう場所を探す時間ともお別れできたそうです。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 都築真未
ブログ:楽して美しく暮らしたい!〜ライフオーガナイザー クレアの秘密〜
HP:RASHISA
編集:会田麻実子