おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
片づけ収納ドットコムでは、7月は「旅行の準備と片づけ」についてお届けしています。
セミも鳴きはじめ、夏も本番!「あと〇回寝たら夏休み!」と子どもたちが楽しみにする時期ですね。小4・年長のわが家の子どもたちの楽しみの1つは、「子どもだけで祖父母の家に泊まりにいく」こと。
そんなとき自分たちだけでお泊まりセットが用意できるように、とつくった中村家の仕組みをご紹介します。
■お泊まりは突然に……。
実は、わが家は両家実家が徒歩20分・10分と徒歩圏内。なので、夏休みだけでなく普段から週末に子どもだけで泊まりに行くことも多いです。
近い分、泊まる日数は1泊か2泊と短めなので、これくらいなら子どもだけで準備できるだろうと幼稚園の頃からお泊まりセットは自分で用意してもらうことにしました。
1泊くらいなら何か忘れ物があってもたいしたことじゃないし、だいたい「今日泊まりたい!」というのは急に決まるのです。
そこで「予定もあるのに早く言ってよ!」となるくらいなら、「自分で用意するならいいよー」の仕組みつくりを先にした方が、私・子ども・両親みんな、平和的解決ができます(笑)。
■用意は小分けに見える化する。
1泊だと必要なのは“パジャマ”と“明日の服”。意外とこれで事が足ります。
場所が実家以外のときはもう1セットの“着替えと下着”を入れますが、実家には元々1セット置かせてもらっているのでより身軽ですね。
これだけなのですが、子どもは毎回「なにもっていくんやっけ?」と。なので、わが家で使っているのはIKEAのプラスチック袋。
それぞれの名前と何を入れるかを書いています。
パジャマセットには、パジャマ・パンツを、着替えセットには、着替え・靴下を入れるのですが、パンツや靴下も袋に書いていたときもありますし、字が読めないときは絵を書いたりもしていました。
こうすることで何を持っていくかもわかるし、透明なので用意しながら何を入れてどこまで進んでいるのかも一目瞭然です。
プラスチック袋は、子ども部屋にあるカバンが入っているボックスへ。ボックスの中にファイルボックスを入れることで袋が迷子になることもありません。そのボックスの上に洋服の引き出しケースが並んでいるのでお泊まりの用意はここで完結できるというのもポイントですね。
■帰宅して片づけるまでがお泊まり。
もちろん帰ってきてからの片づけも自分たちで。
洗い物があるときはこの袋に入れて持って帰ってきて、洗濯機に放り込むだけ。空っぽになった袋と使ったカバンを子ども部屋のボックスにしまえば完了です。
自分たちで最後の片づけまでできれば、忙しいママも「今日はどんなことをしたの?」と笑顔で話を聞ける時間が増えますね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。
ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん
「旅行の準備と片づけ」これまでの記事はこちら:
・15分でできる 子どもの旅行の準備と片づけ。旅行用品の収納場所はどこにする?