おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
7人家族の嫁として、忙しく奮闘する毎日から、現在は、夫、義母、息子さんとの4人暮らしをされている、広島市在住のライフオーガナイザー加藤まりこさん。毎日をラクにすることを常に考え、家の中を見直されています。今回は、加藤さんのお宅のキッチンマットの見直しの体験をご紹介します。
みなさん、キッチンマットは使用されていますか? 8年前に新築し、「キッチンマットは敷くものだ」と思い込んでいた加藤さんは、もちろんキッチンマットを購入。インテリアにもなじむキッチンマットはお気に入り。ただ購入後数年経つと、お気に入りで買ったキッチンマットも、洗濯のたびに糸がボロボロと落ちていきます。好みも年齢とともに変わってきたと思えた昨年、キッチンマットは本当に必要なのか、見直すことを始められました。
■購入する? 不要派になる?
当時使われていたキッチンマットは、毛足の間にゴミが入り込んで取りにくく、手入れが大変。しかも、大きいマットは、他のものと一緒に洗うことができません。頻繁に洗えないとなると、「汚れをためたままになってしまうのでは?」。マットがなかったら、と考えてみると、「掃除機がかけやすい?」「拭き掃除もラクになる?」と、実は普段からマットにストレスを感じていたことに気がついたそうです。
ただ、揚げ物調理のときの油ハネも気になります。ひとまず、油ハネ対策は代用できるものを考え、キッチンを清潔に保つために掃除のしやすさを優先することに。こうして、キッチンマット不要生活を始めたのが、1年前のことでした。
■気になる油ハネ対策は新聞紙で代用
加藤さんのお宅の揚げ物調理は、一時の子育て時期に比べては頻度が下がり、今では月1〜2回。気になる揚げ物時の油ハネ対策は、仮に新聞紙を代用してみたそう。すると、飛び散る範囲と、思った以上に飛び跳ねていることを目で確認、「キッチンマットにもこれだけの油汚れがついていたのか!」と驚かれたそうです。
「頻繁に洗うことができないキッチンマットよりも、使い捨ての新聞を使ったほうが清潔なキッチンを保てる!」と感じた加藤さん。今ではキッチンマットは不要派に。キッチンマットの代用はもちろん新聞紙。2枚の新聞を足元に広げて調理をされているそうです。
■収納も見直し、清潔さを保ちます
揚げ物調理時は、使い捨てできる新聞紙を敷くようになった加藤さん。収納の場所も見直したそう。当初は、廊下に収納していた新聞紙は、新しくキッチンにも置き場所を作りました。
場所は、コンロの後ろの吊り戸棚の中。振り向いて、手を伸ばせば取れる場所を定位置にしています。ここには、もう1つ掃除がラクにできるアイテムも置かれています。
キッチンの床で気になる汚れは、油ハネだけではないですよね。そう、水ハネも気になるところ。水ハネは、使い捨てのウエットティッシュでひと拭き。キッチンマットがなくなり、代わりの道具は使い捨て、ひと拭きの時間は3分もかからないことから、1日の家事が終わったら、さっと拭き掃除をするのがルーティンに加わったそう。スリッパの底も忘れないように拭くことが、汚れを広げない秘訣とも。
清潔を優先して、キッチンマットなしの生活を始めた加藤さんですが、マットをなくすことで掃除自体もラクになり、清潔なキッチンを保たれています。この仕組み、3分でできるなら続けられそう(笑)。私もマネしてみようかと思っています。
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ライフオーガナイザー 加藤まりこ
ブログ:暮らしマイプラス
編集:秋山陽子