おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
今年も終わりに近づき“師走”と字のごとく慌ただしく走り抜ける季節になりました。毎年わかっているのにこうも予定が重なるのかと感じるのと同時に“うっかりミス”が増える時期です。
子どもが少し大きくなって、「実家に子どもたちだけで泊りに行く」など親とは離れた行動ができるようになってからは、さらにスケジュールの把握が難しくなってきます。そんなとき、わが家で活躍している“ファミリースケジュール管理法”をご紹介します! 特に「ここ何日間は忙しい!」というときにぜひおすすめです。
■家族の予定を一枚に収める
まずはバーチカルで家族の予定が書き込めるスケジュール表をパソコンでExcelを使って作りました。人ごとに列があり縦軸が時間になっていて、家族の予定が1枚に収まるようになっています。
もちろん手書きの表でも全く問題なし。わが家では、昔入院の多かった次男が入院するとき、家族のスケジュールを調整できるように作ったのがきっかけなので、“何度でもすぐに用意できるように”とデータ化しました。
■頭の中の時間を“見える化”する
ここに家族の予定・そのとき必要な持ち物・注意事項など頭にあることをすべて書き出し“時間を見える化”していきます。
こうやって書き出すことで、足りない部分がすぐにわかり、家のよく見えるところに貼るだけで家族が同じことをズレなく共有でき(土壇場の「言った」「言ってない」ほどダメージのあるものはないですね(笑))、またわが家の場合は私の出張時など実家にお願いすることもあるので、コピーすればすぐに渡せるというのもメリットです。
でも、一番のメリットはやっぱり「忘れられること」!
頭の中で「何時にこれして、あれして、あれを用意して…」とずっと頭の中で考えていることは意外とストレスで不確か。
一度書き出してしまえば、忘れることができます。何かあれば、スケジュール表を見ればいいだけの安心感でストレスが激減しました。
■スケジュール管理も日々進歩
わが家も昔からこうだったわけではなく、日々その時にあったスケジュール管理を選んでいます。子どもが小さく母子が離れることがほぼなかった時期は、メモ用紙に忘れてはいけないことを書くだけで手帳すら持っていませんでした。
少し前までは上の表に手書きで書きこんでいた時期も。
子どもがもっと大きくなってそれぞれがスマホを持つようになればアプリで共有しても便利かなと思っています…が、その頃には子どもたちが共有を嫌がりそうですが(笑)
ライフスタイルが変化するように、スケジュール管理の仕方も変化していくと思うので、そのときの時間が大切に使えるように試行錯誤していきたいですね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん