おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
最近の小学生のなりたい職業ランキングに、“YouTuber ユーチューバー”という言葉が出てくるほど、すごいスピードで増え続けるYouTubeの子ども向けのレビュー動画。親のスマートフォンやパソコンを使ってみることも多いのではないでしょうか？
今日は、子ども一人で見るときでも安心な、大人が観覧制限を設定できる方法を広島県在住ライフオーガナイザー植木希恵さんに教えていただきました。
記事・写真：植木希恵
編集：秋山陽子
こんにちは、植木希恵です。わが家の息子はパソコンと仲良し！！ちょっとヒマがあればすぐにYouTubeで動画を検索して見ています。
そんな何気ない風景に恐ろしいことが混ざっているなんて思いもよりませんでした。6歳のある日、いつものように動画を見ていた息子の様子が突然おかしくなりました。
何気なくクリックした動画に、わいせつな言葉や暴力的な言葉が入っていたことにショックを受けた様子。そう、わいせつな表現や暴力的な表現は何もしないと「オススメの動画」として次々出てくるのです。それを知らずにクリックしてびっくりしてしまったようでした。
■YouTubeやグーグル検索の制限をかけるだけで安心
子どもがメインで使うものには気を使いますが、親のものを一時的に貸す場合は、「子どもを守る」という観点からの制限が手薄になっていることも。「衝撃的な映像や画像に子どもが意図せず触れることから、なんとかして守ってあげたい」と考え、家中にあるすべてのパソコンとスマートフォンに「視聴制限」「表示制限」を設定することにしました。
子どもに貸す前に、少なくともYouTubeとグーグル検索だけでも制限をかけておくと、子どもを「意図しない衝撃的な動画・画像」から守ることができます。
■設定は簡単！「YouTubeの制限」設定の仕方
【パソコンの場合】
①YouTubeのページを開く
②右上のアカウントをクリックするとYouTubeの設定が出ます。
③それをクリックすると概要の下の方に「制限付きモード」の切り替えボタンがあります。
④クリックして「オン」にしてその下にある「保存」を押して完了です。
【スマートフォンの場合】
①YouTubeアプリを開いて右上の点３つをタップ
②「設定」をタップ
③全般をタップ
④少しスクロールするとでてくる「制限付きモード」をオン
⑤バーが青色になれば設定完了
順番どおり設定すれば簡単。数分で終えることができます。
■子どものために作られた「グーグル検索の制限の設定」
子どもはひと目でわかる画像で検索することがよくあります。グーグルでは家族の安全を守るためのガイドラインが作られています。安全な検索をするためのセーフサーチというものです。アカウントが同じならここからスマートフォンでも設定することができますが、ここでは、分けてご紹介します。
【パソコンの場合】
①グーグルの「検索」クリック
②「セーフサーチをオンにする」にチェック
③スクロールして「保存」をクリックしたら設定完了
【スマートフォン（Android）の場合】
①設定を開く
②スクロールしたかなりしたの方にある「Google」をタップ
③下の方にある「検索」をタップ
④「アカウントとプライバシー」をタップ
⑤「セーフサーチフィルタ」をオンにしたら設定完了
アカウントを複数持っている場合はそれぞれに行います。
■設定後は、衝撃的な動画は激減
設定をしたことで、検索の結果は格段に減りました。たとえば、制限をかけない状態で「脱」という文字の入った動画を検索したところ608,000件のヒットでしたが、制限後は、 30,200件のヒットにまで減少します。つまり、577,800件もの衝撃的な動画から子どもを守ることができたといえます。
テレビよりも人気と言われるYouTube！ むやみに機械を触らせないようにするのではなく、不適切なものから守る「親のできること」を知り、安心して上手く使うことも必要かもしれませんね。
ライフオーガナイザー 植木希恵
ブログ：不登校・発達障がいの小学生中学生の女性家庭教師 きらぼし学舎
片づけ収納ドットコムのLINEでの情報配信開始しました！
ぜひ友だち追加お願いします。
