おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
収納家具を探すとき、採寸はとても大切なポイントになりますが、空間に家具がぴったりきっちり収まればいいとは限りません。家具と壁や家具と家具のすき間こそがベストポジションとなるものもあります。
そんな視点で見てみれば、煩わしく思っていたすき間も“愛すべきすき間”に早変わり!今日はその愛すべきすき間収納をご紹介します!
■アイロン台はできてしまった“すき間”に立てて収納
まずは押入れを改造して作った納戸スペース。ここには日常品を収納するためにカラーボックスを2つ並べているのですが、壁との間に5㎝程のすき間が空いていました。
そこにぴったりだったのが日常品の一つ・アイロン台。畳むと薄く、でも背の高いアイロン台はすき間収納にぴったり。差し入れるだけなので、出し入れも簡単です。
アイロン時に使うアイロンとのりスプレーをファイルボックスに入れてすき間の上に並べると、アイロン準備もすぐにできとても便利です。
■一歩も動かずに仕事がスタートできるあえてのパソコン収納
次はパソコン収納です。
私がパソコンを使って仕事をするのはダイニングテーブル。写真右奥の椅子に座って、なるべく動かずに仕事の準備ができるように、背面(キッチンカウンター下)の棚に仕事関係のモノをまとめています。
そして、パソコンはというと、背面に置いた棚とキッチンカウンターにできた3㎝のすき間。ここならば椅子に座って振り向くだけで出し入れができます。
元々この棚の高さはカウンターの高さにぴっちりサイズを合わせることもできたのですが、あえてすき間ができるサイズでお願いしました。
おかげで、パソコン以外にも新聞やランチクロスなどダイニング周りでよく使う薄いものが、このすき間に収まっています。
■できてしまったすき間もよし、あえて作ったすき間もよし
わが家では上の2つ以外も、子ども部屋の2段ベッドと壁にできてしまったすき間にフラフープを収納したり、来客用の折り畳み椅子を、小さな家具をずらしてあえて作ったすき間にしまったり、子どもの虫あみや廃棄予定の段ボールなどもすき間収納です。
薄いもの・長いもの、すき間こそ収納スペースとしてぴったりのモノは、探せば意外とありますよ。すき間を失くす家具選びよりも、そのすき間を活かす収納も楽しんでみてくださいね。
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ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん