おはようございます。
ライフオーガナイザーの吉川圭子です。
先日、片づけ大賞2017の「子ども部門」についての紹介記事が公開されましたが、どのお子さんの研究内容も力作ぞろいでしたね!
>>>【イベントレポート】片づけ大賞2017(前編)力作揃いの「こども部門」は過去最高の応募数!
私が子どもの頃を思い起こすと、これだけ真剣に“片づけ”に取り組んでいた記憶はないのが正直なところ…。今の子どもたちは、小学校高学年になると家庭科で片づけを学ぶこともあって、片づけの知識は大人顔負けかもしれませんね。
さて今日は、そんな今の時代の子どもたちが、家庭科の授業でどんなふう学んでいるのか? わが家の子どもたちの様子をご紹介します。
■宿題として、実際の片づけ作業もやっています
わが子が通う小学校では、だいたい5年生の冬ごろに片づけの単元を学んでいます。
時期的に冬休みをはさむこともあって、上の子のときは冬休みの宿題として“自分の身の回りを片づける“という課題が出されました。
頭で理解するだけではなく、実際に体を動かして授業で学んだことを実践しています。
■課題提出用シートは意外と本格的!
課題提出用のシートには、
・目標
・今の状況
・原因
・計画
・結果
を記入する欄があります。
これって…、まさにライフオーガナイズのプロセスとほぼ同じ!
ただモノをしまうだけの片づけを教えているわけではないんです。目標を立て、現状把握をして分析、計画を立てて実践。想像よりも本格的な内容にあらためて驚きです。
■維持が難しいのは子どもも同じ?
以前、小学校の先生に向けて片づけの講座をやったときに、先生方から児童たちの学んでいる様子についてお話を聴く機会がありました。
そのときにおっしゃっていたのは、「宿題が出たときは片づけることができるが、そのあとが続かない」ということ。
私たち大人も「維持するのが難しい」と感じている人は少なくありません。大人だから片づけができるわけでもないし、子どもだから片づけができないわけでもない。片づいた状態が維持できるには“その人のやりやすさ”がカギを握るのは、大人も子どもも同じようです。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー吉川圭子
ブログ:整理収納手帖