夫のクローゼットに収めているのは“衣類”と“アウトドア用品”?!

おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。

今日は、兵庫県西宮市在住のライフオーガナイザー足立容子さん宅のクローゼットをご紹介します。そこに収まっていたのは、ご主人の衣類と、え?キャンプ用品?

■クローゼットを独り占め!オトコのすっきりクローゼット

主寝室にあるウォークインクローゼット。
現在このクローゼットに入っているのは、ご主人の衣類だけです。

夫のクローゼットに収めているのは“衣類”と“アウトドア用品”?!

平日のお仕事は、ほぼスーツを着用しているご主人。「休日やスポーツをする際に着る衣類もそんなに数は多くないんです」ということで、空いているところも見えるほど、すっきり。

右側下部には、こども服収納でも活躍している、「無印良品」のポリプロピレンボックスに、中身が分かるよう、ラベルを貼り、Tシャツや下着、スポーツ用品などを収納。もちろんご主人も、洗濯物をしまって下さるそうですよ。

■今着ているものはどんなもの?を把握する“小ワザ”

そんなクローゼットの中で、ふと目にとまったのが、こちら。

夫のクローゼットに収めているのは“衣類”と“アウトドア用品”?!

“定番で着ているアイテムのタグ”を貼り付けている、クリアケース。

ズボン丈やワイシャツの首回り・袖丈など、今着ているもののサイズって、忘れがちではありませんか? 定番アイテムならば、商品のタグごと取っておくと、追加購入したいときに同じものを探すだけ。クリアケースの中に付属のボタンや糸を入れておけば、お直しするときにもラクチン。わざわざボタンや糸を裁縫箱に移したり、探さなくても済むのです。

もちろん、サイズが変わったら、タグを貼り替えることをお忘れなく。

■クローゼットは“衣類だけを収める場所”ではありません

すっきり入った衣類の反対側に、これまたすっきり収まっているのは、キャンプ用品!

夫のクローゼットに収めているのは“衣類”と“アウトドア用品”?!

以前は夫婦で使っていたウォークインクローゼット。でも、容子さんはこの場所に衣類を収めることにストレスを感じていたのだとか。転居前の住居のクローゼットは壁面収納。扉を開けばすぐに衣類を見渡して選べたのが、「扉を開け、数歩中に入るという行為自体が面倒」、「暗くて服が選びづらい」など、“クローゼットの乱れ”の要因に。

また、キャンプをすることは長年の夢だったそうですが、実際に購入してみないとキャンプ用品の全体量はわかりません。「収納場所の確保を先に!と考えていると、いつまでたっても道具すら購入できない」。結局、収納場所の目処がたたないまま、キャンプ道具一式を購入することに・・・。購入した当初は収める場所も決まらず、床に置きっぱなしの状態だったそうです。

このふたつの“悩み”を解決すべく、思い切ってウォークインクローゼットを“キャンプ道具の収納場所”として使い、容子さんの衣類を別の部屋に移動させ、収めることに。

すでに“自分たちがしたいキャンプに必要だと思うアイテム”は買い揃えていたので、収めるものの量は決定済み。あとは、サイズをはかり、置き方を考え、棚を購入。ご覧のとおり、美しく収まっています!

使う頻度の低いアウトドア用品は、物置や納戸の奥深くに収められてしまうことも多いですが、これならすぐに取り出せて、気軽にアウトドアライフを楽しめそう。特に、男性のクローゼットに収めたら、大好きなキャンプ用品を毎日眺めることができて、「今週もちょっと出かけようよ!」なんていう会話が増えるかもしれませんね。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 足立容子

写真・記事:白石規子

メンバー紹介
手放し先リスト
本の収納