おはようございます。
元・片づけベタのライフオーガナイザー会田麻実子です。
「自分にあった仕組みを作るには、どれくらい時間がかかるのだろう」と思ったことはありませんか? 今日はわが家の文房具収納を通して、絵に描いたような片づけベタ時代を経て、ストレスなく使えている現在に至る変遷をご紹介します。
目次
■BEFORE(2011年3月まで)とりあえず引っ越してきたまま
今の家に入居したのは2010年3月。文房具は、ダイニングの壁際に置いたレンジボードの「無印良品」の「ポリプロピレンケース・引出式・浅型・2個」にまとめただけ。ダイニングの奥側だったので、リビングからもダイニングからも距離があり動線が悪い上に、棚自体に扉もついていたため出し入れに手間がかかる収納でした。“とりあえず“のつもりが、気づけば1年放置してしまった……収納です。
ちょうどこの頃、ライフオーガナイザー2級認定講座を受講し、自宅のオーガナイズを少しずつ始めました。
■AFTER1(2012年6月)初めての見直し
文房具置き場にしていたレンジボードをおもちゃ収納用に子ども部屋に移動したのをきっかけに、キッチンカウンター下の棚に文房具を移動しました。「無印良品」の「ポリプロピレンメイクボックス」を上下に使い、使用頻度でなんとなく分けました。扉を開ければすぐ取れるので、これまでよりは出し入れの手間は減りましたが、収納場所がカウンター下のいちばん奥の扉(1枚目の写真の観葉植物の下)だったので、動線は引き続きあまりよくありません。けれど、当時はその状態に慣れていたので、動線が悪いことにまったく気づいていませんでした。
■AFTER(2013年5月)2回目の見直し
息子が小学生になるにあたり、学用品置き場を作るためダイニングスペースの収納を大幅刷新。文房具は、カウンター下収納の中でもっともリビングに近い引き出し(2段目)に移動し、「書くもの」「くっつけるもの」の2種類にざっくりと分けて、収めることに。重ねる収納をやめたので、引き出しを開けた後少しゴソゴソすれば、必要なものを見つけられる状態になりました。
これまでよりも動線がよくなったのはもちろん、ペンを出し、引き出しを開けたまま提出物に記入し、そのまま戻すこともできるように。おかげで文房具の出しっ放しが格段に減りました。
■AFTER(2014年4月)3回目の見直し
必要なものをもっと簡単に手に取れるようにしたいという思いが強くなり、文房具の定位置を細かく決めることにしました。毎日開け閉めする引き出しなので、少し見た目を整えたいと思ったのも動機のひとつです。無印良品週間を活用して、「ポリプロピレンデスク内整理トレー」の大・小を組み合わせました。引き出しを開けてすぐにほしいものが手に取れるように!
出し入れをより楽にするために、数の多いペン類は1軍と2軍&ストックに分け、ボックスを上下に重ねています。
こちらでも紹介しています
>>>デッドスペースをフル活用!2階建て収納で使いやすさもアップ!!
■AFTER(2015年8月〜現在)4回目の見直し
文房具という一般的なカテゴリーを手放して、「家族がよく置き場所を聞くもの」と「その他文房具」というわが家のための分類をスタート。1番上の引き出しを「家族のよく使うもの(ペン・ハサミ・シャチハタ・衛生用品など)」、2番目を「その他の文房具」としています。
夫も息子も「あれどこ?」と質問する前に、いちばん上の引き出しを確認してくれるようになったので、「いちいち聞かないでよ!」とキーっとなることがなくなりましたよ。
こちらで詳しく紹介しています
>>>「あれどこ?これどこ?」が激減!家族のためのカウンター下収納
少しずつ変化した文房具収納。「なぜ最初から今の仕組みを思いつけなかったんだろう?」とも思いますが、ゆっくり変化することで無理なくリバウンドなく、暮らしにあった仕組みを考えられたようにも思います。次回見直しをするときがやってきたら、どんなふうに使いやすくなるのか、今から少し楽しみです!
「いやいや、自分にあった仕組みをもっと早く手に入れたいよ」という方は、プロに依頼するという手もありますよ:
>>>身近なライフオーガナイザーを探せる情報サイト「ライフオーガナイザー検索サイト」
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
LINEでの情報配信を開始しました!
ぜひ友だち追加をお願いします。
ライフオーガナイザー 会田麻実子
ブログ:小さく暮らす。