おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
リビングの中で、どうしても生活感に溢れ、独特の存在感を放つのがリモコン(笑)。隠したいあまりこれまでさまざまなところに収納してきましたが、結局どれも出しっぱなしに……。
でも実はこの収納にかける手間が、かえって出しっぱなしを生んでいたことに気がつきました!ついにベストな収納場所を見つけたわが家。今朝はその成功のポイント3つをご紹介します。
■動線がポイント!必ず通る場所で“わざわざ”をなくした
現在のリモコンスペースは、リビングに入ってすぐの扉つき造りつけ収納棚の中。置いているのは、TV、DVDプレイヤー、エアコンのリモコンの計3つです。ここは、出入りするときに必ず通る場所。
ここならTVを見たいとき、リビングに入ってすぐ手に取ることができて、見たい場所まで持っていくことができます。
奥にダイニング、リビング、和室が一直線に並び、その先にTVというレイアウトのわが家では、どこでTVを見るかはコロコロ変わるので、いちばん手前のこの場所でリモコンを取るのが便利なのです。
しまうときも同じ。部屋を出るときに必ず通る場所なので、“わざわざ”しまいに行く必要がなく、どこで使っていたとしても、億劫に感じずにしまうことができます。
■思い込みをなくす!収納ケースは必ずしも必要じゃない
今の収納法は、棚に戻すだけ。扉つきですが、日中はほとんど開けっ放しなので、部屋に入ってすぐに手に取ることができて、戻すときもぽんと置くだけです。
ここに至るまでは隠したいあまりに、いろいろな収納法を試しました。
リモコンラックを使って収納していたときは、立てるのがめんどうなのか、家族がそこにしまっている姿は思い出せません(汗)。ソファ前のローテーブルの引き出しが定位置だったときも、しまうのは私ばかり。効率重視の夫には、最後まで引き出しにしまう必要性を感じてもらえませんでした(笑)。
でも、「隠したい=収納ケースが必要」は単なる私の思い込み!この収納のためにかけるひと手間が、かえって出しっぱなしを生んでいたのです。
棚に置くだけになってからは、リモコンを戻す夫の姿を見る機会が増え、娘も2、3歳の頃から自分で出したり、寝る前に戻したり、自然にやってくれています。わが家には、収納ケースは不要!ぽんと置くくらいがちょうど良かったようです。
■つい片づけたくなるラクさとすっきり感が、自分を動かすスイッチに
実はこれまでの収納は、私自身もあまり好きではなかった方法。
リモコンラックは、ラック自体の存在感が気になる上に、立てていてもそこから見えるリモコンの存在感が気になっていました。テーブルの引き出しは、しまうとすっきりするのですが、ソファ側に回って引き出しを出してしまうのは、私も面倒。家族が出しっぱなしにしていると、イライラしながらしまっているという状態でした。
でも今は、棚にぽんと置くだけでこのすっきり感!
リモコンラックに立てていた頃より、目に入る面は増えていると思いますが、平置きにすると文字や数字が目に入りにくくなるからなのか、随分すっきり感じます。
さらに扉を閉めれば完全に見えません。かかる手間は小さくて、得られるすっきり感は大きいので、「つい出しっぱなし」から「つい片づけたくなる」に変わりました。
そして、面白いことに「つい片づけたくなる」今のラクな収納法になってからは、逆に出しっぱなしでもいいと思うようになりました。
日中、家族がいろんなところでリモコンを使って出しっぱなしにしていても、前ほど気にならなくなったのです。それどころか、私自身もリモコンを使ったらぽいっとソファの上に放置することが増えました(笑)。
どうやら、家族が出しっぱなしにしてイライラしていたのは、「自分がしまう羽目になると面倒」という本音が隠れていたようです(汗)。
ここまできてようやく、「見た目さえ気にならなければ私だって出しっぱなしの方がラクだし、いちいちしまうのは面倒」と思っている自分に気がつきました(笑)。
いつでもラクにすっきりしまえるようになると、「寝る前にしまえばいい」「外出前に片づければいい」と、ゆったり構えられるようになったのです。ぴったりの収納を見つけたことで、家族も私も、ラクになりました。
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ライフオーガナイザー都築クレア
ブログ:片づけ自己啓発 クレアの「今日のできた!」