おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
一年前、上の子が小学生になり、小学校からのおたよりと保育園からおたより、加えて学童のお手紙、新しく始めた習い事のお手紙……と、入ってくる書類の量が3倍以上になりました。
私たち夫婦にとって「見えないのはないのと一緒」。丁寧に仕分けてファイリングしてしまうと、提出物の期限やイベントの予定などをコロっと忘れてしまいます。忘れないためには「見えるところに貼っておく」のがいちばん。そこで、しまうと忘れてしまうものをすべて見えるようにするため、ひっかけ放題の壁面収納を作ることにしました。
これから3回にわたって、DIYの壁面収納の作り方と使い方についてお伝えします。
■あえて“開かずの扉”をつくり壁面を確保
わが家は二間を繋げてLDKとしてつかっているので、横に長いカタチをしています。お世辞にも大きな部屋とは言えず、このままでは壁面収納を作るスペースがありません。
そこで、目をつけたのがドアのついている壁です。もともと二間だったので、ドアも2つ。ですが、実際に家族が出入りしているのは、右側の引き戸だけ。使っていないのであれば、左のドアは塞いでもきっと大丈夫。この壁面を利用して、DIYで壁面収納を作ることにしました。
■選んだのは突っ張り棒で有名なメーカーのDIYパーツ
わが家にある工具は電動ドライバーだけです。この道具だけで壁面収納を作るためには、簡単に作るためのパーツ選びがポイント。インターネットで調べて「平安伸銅工業」のLABRICO(ラブリコ)というパーツを使うことにしました。LABRICO(ラブリコ)と、ホームセンターで手に入りやすい2×4材を組み合わせることで、壁に下地がなくても壁面収納をつくることができます。
そして2×4材を自宅で切る道具もないので、あらかじめ自宅の天井高や幅を測っておき、ホームセンターで購入した材料を、店内でカットしてもらう無料サービスを利用しました。
■作業日数は2日だけ。使った工具は電動ドライバーのみ
●作業1日め
ホームセンターで買ってきた材料を、壁にあわせて白色に塗装しました。天気の良い日を狙って作業し、そのまま外で乾かします。
●作業2日め
塗装が乾いたことを確認し、材料を室内へ運び、組み立てていきます。2×4材の柱にラブリコを取付け、突っ張り棒を設置するのと同じ要領で立てます。そして最後に、ようやく工具の登場。電動ドライバーを使い、薄い板を横貼りして完成!
大きな壁面収納を作るためには、たくさんの工具が必要と思うかもしれません。便利なパーツと無料サービスを利用すると、DIYのハードルがぐっと下がり、挑戦しやすくなりますね。次回は、もう少し詳しく、DIYの工程についてお伝えします。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
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一級建築士/ライフオーガナイザー 和田さや子
ブログ:子育て世代・共働き夫婦のための「片づけに悩まない家づくり」