おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
以前、編集チームで取材にお邪魔した本間ゆりさん宅は、家の中に3台もの自転車を収納していいます。どのように収納しているのか? 本間さんにお聞きしてきました。
記事:本間ゆり
編集・写真:白石規子
ロードバイクが趣味のわが家には、家族3人分=3台の自転車があります。マンション住まいの室内に3台のロードバイクを保管するため、DIYで作った自転車スペースをご紹介します。
■自転車は「置く」のではなく「かける」
マンション住まいのわが家。自転車を収めるスペースとして利用できるのは、6畳の部屋のみです。ただし、3台を並べて置いてしまうと、自転車に部屋を占拠され、ただの物置きになってしまいます。いちいち自転車をどかして部屋の掃除をするのも面倒で、日常的なストレスに・・・。
「自転車にはすぐ乗りたいので出し入れしやすく。でも、物置きではなく部屋として使いたい!」「狭くても自転車をストレスなく室内保管するには?」と考え、自転車を壁にかけられるよう、DIYで壁に収納スペースを作ることにしました。
まず、下地となる1×4(ワンバイフォー)材を、壁に一定間隔で縦に5本、平らに取り付けておきます。その上に、同じ1×4材を、今度は横方向に、下からビスで取り付けます。横方向の1×4材1枚1枚の隙間は、1×4材の厚み分(約19mm)程度開けておくと、後から棚板を隙間に取り付けることもできるので、とても便利。
こうして壁に作った横桟に、自転車が引っ掛けられるサイズのL型の棚受けを取り付けると、自転車を壁に引っ掛けて収納することができます。
■用途が異なる部品を使って、ヘルメットを収納
ロードバイクには、ヘルメットやシューズ、空気入れやローラー台など、自転車本体以外にも、細々とした道具が必要です。せっかくなら、道具も自転車のそばに置いておきたい!
実は、ヘルメットを引っ掛けるために、以前使っていたカーテンレールのブラケットをフックとして再利用しています。本来の目的とは違いますが、重い物をかけるわけではないので、問題なし!L型金物など、フックとして利用できれば、別のアイテムでも良いと思います。
■壁の空きスペースは小物置き場に
空いたスペースには、L型金物を棚受けにして横桟の隙間に棚板を挟みこみ、棚を設置して、シューズ置き場にしました。
タオル掛け用のリングを利用して空気入れハンガーを、本来は縦向きに使うフックを横向きに取り付けた空気入れハンガーをつくり、ロードバイクにまつわる小物類の定位置も確保。ヘルメットハンガー同様、フックとして使えるものは、決められた用途以外のアイテムもいろいろと代用しています。
壁面を利用して自転車を収納したことで、床面が空き、同じ広さなのに部屋が広くなったよう。床面が空いていると掃除もしやすく、日常のストレスもなくなりました。スペースに制限があると、大きな道具(わが家の場合は自転車)を必要とするような趣味はできないとあきらめがちですが、収納の工夫次第で、趣味を楽しむ生活が選べると思います。
寒い冬が終わり、お日様の光に当たって動きたくなる季節がやってきました。次の週末には久しぶりに、冬の間休んでいた自転車に乗って、遠くまで走ってみようと思います。
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ライフオーガナイザー 本間ゆり
HP : 暮らしデザイン