おはようございます。
ライフオーガナイザーの前田梨絵です。
1本で「混ぜる・集める・すくう」ができるスパチュラ。
いま愛用しているのは実は2代目で、初代のスパチュラが使いやすすぎて、同じ形のものを探し続けること数年、ほぼ同じものをようやく見つけることができ、初代と同じく使わない日はないほど愛用しています。そんな、キッチンツール一つとっても、ただなんとなくでは選ばない片づけのプロのもの選びをご紹介します。
■多い? 少ない? 片づけのプロが使うキッチンツールとは?
キッチンツールは、「〇〇専用」というものよりも、「〇〇にも△△にも使える」というものを選ぶことが多いため数は少なめかもしれません。上の写真は、よく使っているキッチンツールで、日々の食事づくりには事足りています。
入っているものは7種類ありました。どれも食器洗い乾燥機で洗えるものばかりです。
ざっとご紹介すると、
① 菜箸:同じ長さのものを揃えているので、適当に2本取れば使えます。長さは30cmで、揚げ物にも、おかずを取り分けるのにも問題なく使える長さ。
② トング:先の部分がシリコン製で、麺類をつかんでもブチっと切れません。テフロン加工のフライパンやお鍋を傷つけることもありません。
③ おたま:料理によっては1つだと足りずいちいち洗わないといけないことがあるので2つ用意しています。
④ しゃもじ:ごはんを土鍋で炊いているので、ここにあると便利です。
⑤ スパチュラ(小):シリコン製の小さめのヘラは瓶に入ったジャムをすくったり塗ったりするのにスプーンを使うよりきれいにすくえます。
⑥ キッチンばさみ:包丁の代わりに使えばまな板を使わずに済みます。
⑦ スパチュラ(大):使わない日がないほど愛用中。こだわりのポイントをご紹介します!
■混ぜる・集める・すくう、使いやすさにこだわったスパチュラ
・「混ぜる」ときに鍋底にぴったり沿う先端形状
炒めたり混ぜたりするときに、先端が丸いと鍋底にぴったり沿わせることができません。けれども、これは先端がまっすぐになっているため、鍋底の隅から隅までしっかりと混ぜることができます。
・「集める」のに絶妙なしなり具合
混ぜたあとは、シリコン製の柔らかさと絶妙なしなり具合でヘラのように使えて、フライパンや鍋底の料理をきれいに集めることができます。もちろん金属製のものと違ってフライパンを傷つけることもありません。
・「すくう」のに便利なスプーン型
集めたあとも、スプーン型になっているためそのまま料理をすくうことができます。チャーハンや野菜炒め、とろみのある麻婆豆腐なども優しくすくえます。
他にも、
・食器洗い乾燥機対応
・一体型で継ぎ目がなく清潔
・シンプルな形と色
・1,180円とお手頃価格(2018年11月購入時) など
ちなみに、こちらで購入しました。
mastrad スパチュラ 27.5cm (スプーン型) 黒
■失敗もあります!使いこなせなかったキッチンツールはこれ
わりと慎重にもの選びをしていますが、過去には見た目や他人の評価だけで選んで失敗もありました。そのキッチンツールがこちら。
・木製杓子
木製のキッチンツールを使う丁寧な暮らしに憧れて、料理を取り分けるのに使おうと購入。けれども、色移りや匂い移りを気にすると使える料理が限られ、食器洗い乾燥機で洗えないと思うと自然と使わなくなっていました。そして、ほとんど使わないまま、力加減を誤り、先端にヒビが入るという何とも残念な結果に。
・柳宗理のトング
使いやすいという多くの口コミだけで購入したものの、テフロン加工のフライパンをメインで使うわが家では、傷つけないようにと気をかけることが面倒で使わなくなりました。フライパン以外なら使うかも!と1軍のキッチンツールスタンドに入れていた時期もありましたが、シンプルな一体型のため、閉じた状態でしまっておくことができず、トングが入ることで他のものを入れにくくなってしまい、結果2軍の引き出しへ移動となりました。
購入するうえで口コミはとても参考になりますが、使う環境がまったく同じということはありません。ライフオーガナイズと同じように、一人ひとりに合ったものを選びとることが大切ですね。
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ライフオーガナイザー 前田梨絵
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