おはようございます。
ライフオーガナイザーの岩崎 梢です。
毎日の生活から切り離せないゴミとのつきあい。特にリサイクルのための資源ゴミは、量のわりには回収頻度が少なく、保管場所に悩みます。
わが家の収納テーマは、「見せたくないものは隠す」です。時期が来れば外に出すゴミであっても、見た目重視で隠したい。そのために、家具(両開きのキャビネット)を購入して使っています。
キャビネットの外寸は、高さ160cm、幅78cm、奥行き32cmです。
■“ゴミ置き場”という印象をなくして、見た目をよくしたい
この家に越してきたのは9年前。当初、資源ゴミの置き場所はキッチンの隙間、または外の物置でした。キッチンは狭いので、ゴミがすぐにあふれてしまいます。外の物置は充分な広さがあるものの、北海道の冬は長いし、寒いし、雪が積もるし。ゴミのために外に出るのは大変でした。
結局、キッチンの近くが便利で、廊下の空きスペースにむきだしのゴミを置くようになりました。トイレや洗面所に行くたびに目にする場所なので気になって、見た目をどうにかしたいと思ったのが、キャビネットを購入したきっかけです。
この廊下は、時には来客も通るので、いかにも“ゴミを置いています”という印象は避けたくて、家具を探しました。ある日、古道具屋で見つけて「これだわ!」と思い、サイズを確認して即決です。スペースにぴったりで、見た目も好み。一見してゴミ置き場とはわかりません。
■資源ゴミは棚板ごとに、種類別で保管すればまとめやすく
このキャビネットは、扉を開ければすぐに資源ゴミを把握できる、わが家のゴミステーションの役割を果たしています。中が棚板で仕切られているので、保管はざっくりと種類別に分けています。
上から1段目は、ビン、缶、ペットボトル。左側の白い収納ケースには、収集日に使う透明のビニール袋が入っています。
2段目は、金属、危険ゴミやペットボトルのフタ、プルタブなど。
3段目のダンボールは、棚の奥行きに合わせて小さくして重ねています。収集日にひもでしばるので、ひもやハサミもここに収納しています。
一番下の4段目には、プラスチック包装のゴミを保管しています。
■資源ゴミはどんどん溜まるので、減らす工夫も欠かせません
うっかりしているといつの間にか増える資源ゴミ。キャビネットからゴミがあふれて「隠せなく」ならないように、ゴミの量を減らす工夫もしています。
食品トレーと、紙パックは家で捨てません。買物のたびにスーパーに持っていき、回収ボックスに入れています。忘れないように、使い終わったら水でサッと洗って、乾いたらすぐマイバッグに入れています。
ペットボトルを減らすため、防災備蓄の水以外はできるだけ、ペットボトル飲料を買わないようにしています。そして、ダンボールを減らすためには、買物した商品を気軽にダンボールに入れて持ち帰らないこと。エコバッグやレジ袋の携帯に気をつけています。また、ゴミを減らす目的だけではありませんが、新聞は取っていません。
こうした工夫でゴミの総量が少なくなると、それに比例して、収集日にゴミを処理する気持ちの負担が軽くなるように感じています。苦手で面倒な家事にこそ、自分の“好き”という要素を取り入れて工夫すると、効果があるのだなと思いました。
家の間取りやスペースによってできる方法は違いますが、どの家庭でもゴミをなくすことはできないから、快適なつきあい方が見つかるといいですね。
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ライフオーガナイザー 岩崎 梢
ブログ : いまを楽しむ、くらしづくり日記