おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
高すぎる棚や狭い隙間など、ちょっと不便な収納スペースって家の中に案外ありますよね。そんなときに私が頼みにしているのが、持ち手つきの収納用品です。今日は具体的にどんな商品をどこで使っているかをご紹介します。
■深い引き出しのスタッキングに
キッチンのシンク下引き出しは33cmの深さがあります。なるべく立てて収納していますが、こまごましたものはそうもいきません。
そんなものを収納しているのが、「無印良品」「ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド」です。
3段重ねのうち、上2段にこちらを、一番下に「ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードワイド1/2」を使っています。
スタッキングすると下のものを取り出しにくくなりますが、真ん中に持ち手があるので、多少重くても片手で持ち上げられるのがラクポイント。持ち手のついたもの同士をスタッキングできるのも秀逸です。
上段によく使うものを置き、下にいくほど使用頻度が下がりますが、それでもたまに使うときに億劫になるような収納は避けたいもの。このキャリーボックスにしてからは、そんな“たまの”めんどくささからも解消されました。
■隙間にはキャスターと組み合わせて
キッチン作業台下の隙間で使っているのは、「無印良品」の「ポリプロピレン持ち手付きファイルボックス・スタンダード」です。キャスターやフタを組み合わせてワゴンのように使っています。
しまっているのは、よく作るレシピ類。普通のファイルボックスを重ねてもいいのですが、上段を持ち手つきにしたら、ワゴン本体の出し入れや下のボックスへのアクセスが俄然よくなりました。
同様のワゴンを、ダイニングソファー裏にも置いています。こちらは仕事グッズやパソコンのケーブル類を収めています。ワゴンを動かすとき、上のボックスを持ち上げるときに持ち手があるのは思った以上に便利です。
■高所には、丈夫なハンドル付きを
キッチンや洗面所の吊戸棚では、前面に持ち手がついたボックスを使っています。中身は軽いものばかりでもないので、頑丈なつくりの商品をスペースのサイズに合わせて選んでいます。
キッチンには「エビス」の「つり戸棚ストッカー」を、洗面所には「ケユカ」の「ハンドル付きストッカー」を使っています。
「エビス」は中身が見えるので、ラベルをつけるまでもなく、判別がつきます。そして幅が2サイズ展開なので、中身や収納場所によって使い分けられるのも便利です。
「ケユカ」は比較的奥行きが浅いので、コンパクトな洗面所の吊戸棚で使っています。こちらは高さが2サイズ展開。中身が見えませんが、ラベルさえつけておけば、日用品の派手なパッケージが見えないのも気に入っています。
たかが“持ち手”されど“持ち手”。ささいなパーツですが、不便な場所の使い心地アップにおすすめです。
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ライフオーガナイザー 手塚千聡
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