おはようございます。
ライフオーガナイザーの水谷のぶこです。
「片づけ収納ドットコム」で、これまでにいくつか紹介されている、「空き箱の保管」について。記事を読んで、「水谷家の場合はどうだろう?」と考えてみました。
お寺なので、一般の家庭よりはいただきものが多く、いろいろなサイズ、形の「空き箱」「空きカゴ」「空き缶」などが集まります。
以前は、なんとなく、「いつかなにかに使うことがあるかも」「捨てるのはもったいない」と思い、残していました。ですが、実際に活用しているのは、ある程度決まった箱・カゴ・缶であることがわかってきました。
現在は、わが家が再利用に使うモノだけを残すようにしています。
■あえて残す「空き箱」「空きカゴ」「空き缶」の使い方
わが家が残している「空き箱」「空きカゴ」「空き缶」と、その使い方を紹介します。
空き箱は、遠くに暮らす家族や親戚に、畑の野菜や手づくり味噌などを送るための発送用として、わが家に宅配で届いた段ボール箱を再利用しています。
大きさ、高さ、いろいろな段ボールを取っておいた時期もありましたが、10㎏みかん箱ぐらいのサイズが、送るほうも受け取るほうもちょうどよいサイズなので、しっかりしたみかん箱サイズぐらいの段ボールは残すようにしています。
空きカゴは、トレーやお皿代わりに再利用しています。
ご法事のお供え物に使われる、果物セットのプラスチックのカゴは、A4の用紙がぴったり入るので、一時的に書類を保管するトレーとして使っています。
洋菓子セットが入っていた木製のカゴは、大皿がわりに使っています。
ワックスペーパーを敷いて、家でつくったクッキーやパン、イベント料理を盛りつけると、おうちカフェ風で映えます。
調べてみると、さまざまな用途に使われている「鳩サブレー」の缶。わが家は、境内にいくつかある賽銭箱から回収してきたお賽銭を集め入れて、銀行へそのまま持って行くのに使っています。
黄色くて、見た目が家族の誰でもわかりやすいのと、硬貨で重くなるので、紙箱より缶の方がしっかりしていて持ち運びしやすいからです。
■保管する数の上限を決めておけば、増えすぎない
いくら使うと決めているモノでも、いただく度に毎回残していては、数も増えすぎて、保管に困ってしまいます。
そこでわが家は、それぞれに最大4つまでと数を決めて保管しています。わが家の場合、4つもあれば十分足りるからです。
新たに増えたときに、保管しているモノが劣化していたりしたら差し替えて、4つ以上にならないようにしています。
荷物発送用のダンボールは、普段は4箱までですが、お正月明けにお餅を送るときは発送件数が増えるので、その場合だけ、年末前から一時的に、必要な数だけ取っておくようにしています。
保管場所は、お寺のことで使っているモノは、事務所の棚。お皿がわりのカゴは食器棚。ダンボールは外の物入れ。とそれぞれ使う場所の棚に置いています。
■残さないモノは家の外にすぐに出す
あれもこれも増えないように、残さないモノは、できるだけすぐに家から出すようにしています。
段ボールはすぐに畳んで庭の段ボール置き場へ。
カゴや缶は外に置いている資源用の分別ゴミ箱へすぐ持って行くようにしています。
「なんとなく」ではなく、残す目的と、保管のルールをはっきりさせてからは、溜めすぎずに活用できるようになりました。
片づけのプロたちの「空き箱」の残し方保管方法:
・おもちゃの箱が捨てられない…。かさばる空き箱はデッドスペースの活用で無理なく保管
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ライフオーガナイザー 水谷のぶこ
ブログ:寺嫁のんさんのほどよい片づけと暮らしのまわし方