おはようございます。
ライフオーガナイザーの岩崎 梢です。
片づけの「やる気の素」はありますか? 私にとっては、緑の植物(以下、グリーン)を飾ることです。以前は鉢植えを育てては枯らし、生花を飾ると水を腐らせていましたが、お花をいただく機会が続き、それらを長持ちさせたいと工夫しはじめたことがきっかけになりました。
花やグリーンがある日々が続くと、その周辺を「散らかさないようにしよう、片づけよう」という気持ちが湧いてきて、暮らしを整えるモチベーションになっています。
「そりゃ、あればいいけど、面倒じゃない?」「大変そう」「花屋さんに行くハードル高いし」という声が聞こえそうですが、小さな工夫をすれば大丈夫。まずは、水栽培(=水耕栽培)から始めてみませんか?
グリーン超初心者でもできた、私なりのやり方をご紹介します。
■水が見えるように、花瓶は透明なものを選ぶ
水を腐らせていた経験から学んだのは、「見えないと気づかず忘れる」ということ。中身が見えない花瓶は、水の変化に気づけないので、使わないようにしています。
グリーンが増えると花瓶が足りなくなるので、ガラスの空瓶もたくさん使っています。
■水に挿すのは一瓶に一種類
以前は、水を換えるのが面倒だからと、複数の種類をひとつの瓶にまとめていましたが、水質が悪化しやすかったように感じます。切り口の傷みやすさ、根が出るものなど、それぞれ性質が違うので、いまは一瓶に一種類ずつを基本にしています。
■水換えのタイミングと瓶の洗い方
数日から1週間程度、または水が濁ってきたなと思ったら、家にあるグリーンを全部集めて水を換えています。写真のグリーンは、どれもいただいた花に添えられていたものですが、水を換えるだけで数ヶ月から一年以上長持ちしているんです。植物の力ってすごい。
瓶から取り出したときに確認するのは、茎の切り口です。根が出てきたものはそのまま水を換えるだけですが、切り口が茶色くなっているものは少し切ってから水に戻します。
瓶を洗う専用のスポンジはありません。再利用のラップ(汚れていないものを保管しておく)や歯ブラシに、洗剤をつけて洗っています。
■野菜の再利用で、気軽に楽しむ
スーパーで買ってきた野菜の再利用も、立派なグリーンの役目を果たします。
豆苗、小ネギの根、茎のついたハーブ、にんじんや大根のヘタなどを水につけておくと、新芽が出てきます。キッチンの目につくところに置いておくと、毎日ぐんぐん成長する様子が見られて楽しいです。食べるものを育てる場合は、毎日水を交換します。
アボカドの種を水につけて発芽させると、驚くほど成長が早いです。わが家では、立派な観葉植物になっています。
■花屋さんに行くのは緊張する?
長らく自分のために花屋さんに行くことがなかったので、最初はちょっとためらったけれど、行ってみるとそんな心配は無用でした。1本だけでも、見るだけでも、花屋さんはいつも気持ちよく応対してくれます。
先日は、200円のユーカリを1本買ってきました。
枝を切り分けて複数の瓶に挿すと、あちこちに飾れるので、お得な感じ。
花を買うのは花屋さんだけではなく、スーパーにある無人の花コーナーや、地方ならば野菜の直売所や道の駅などは、気軽に購入できる穴場です。
気軽に植物のある暮らしを楽しみたい方に:
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 岩崎 梢
ブログ : いまを楽しむ、くらしづくり日記