おはようございます。
ライフオーガナイザーの尾花美奈子(おばなみなこ)です。
玄関にあると便利なマスク。出がけにマスクのつけ忘れに気づいたとき、玄関にあれば靴を脱いで部屋まで取りに戻らずに済みますよね。わが家でもマスクのつけ忘れがよくあったので、マグネット式のマスクケースを玄関ドアに取り付けてマスクを収納しました。
ところが、マスクの形によっては、ケース下側のマスクを引き出す穴から落ちやすいのです。落ちやすいマスクの形と解決した方法についてお話します。
■マスク忘れ防止策でマスクケースを購入して玄関に収納
購入したのは「山崎実業」の「towerシリーズ」のマスクケースです。
ケース上側の蓋を開けてマスクを補充し、取り出し方は2通り。棚などに置いて蓋を開けて取るか、マグネットがつく場所に取り付けて下の穴から引き出すかになります。ただ、わが家の下駄箱は天井まであり、腰高の下駄箱のようにものを置ける場所がありません。
そこでマグネットがつく玄関ドアに取り付けると、マスクを取りに部屋に戻ることがなくなって大満足でした。
■マスクの形によってマスクを取り出す穴から落ちる問題
ところが、マスクの残り枚数が少なくなると、「穴からマスクが落ちる」という問題が起きました。
落ちるのは、小さめマスクや立体型など「横幅が狭いマスク」です。マスクの幅が穴より少し広いだけなので、残り枚数が少なくなりケース内にゆとりができると、ずれて落ちやすくなるようでした。ふつうサイズのマスクは横幅があるため、ずれても落ちません。
■下から落ちるなら上向きに!発想転換で取り出しやすく
そこで、「下向きだから落ちる。上に向ければ落ちない」と発想転換をして、ケースを上下逆にしてみることにしました。
まず、逆にしてもフタが落ちないようにテープでとめます。ケースと同色のテープを使うと目立たないのでおすすめです。
次に、玄関ドアにケースを上下逆に取り付け、上を向いた穴から補充して上から取り出します。
四角いマスクは、小さめサイズでも横向きでは入らないので縦向きに。左右に隙間ができて出し入れがスムーズになり、特に急いでいるときは、取り出しやすさが助かりました。
立体マスクはわずかに左右にぶつかりますが、出し入れにはまったく支障ありません。いちばん落ちやすかった立体マスクが、落ちることなく取り出せるようになり、ひと安心です。
マスクケースを上下逆にしたことで、むしろどの形のマスクも出し入れしやすくなり、「失敗は成功のもと」となりました。玄関のマスク収納は、マスクをつけ忘れてバタバタと取りに戻ることを防ぎ、ゆとりにつながったのを感じています。
マスクの収納場所に関してはこちらの記事でも紹介:
・めんどうくさいマスクの洗濯をため込まないコツと収納の工夫
・マスクの収納場所は十人十色! 片づけのプロ7人に聞く最適な場所とは?
・うっかり忘れがちなハンカチやマスク。 “お出かけセット”はクローゼットの引き出しに定位置を
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ライフオーガナイザー 尾花美奈子
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