おはようございます。
ライフオーガナイザーの尾花美奈子(おばなみなこ)です。
わが家には1枚もマット類がありません。玄関マット、トイレマット、キッチンマット、バスマット、そしてリビングにカーペットも敷いていません。
「衣類とは別に洗う手間が面倒」「埃やゴミがたまって不衛生」「洗濯機に入らず洗えない」という理由からです。敷かないことで、洗濯と掃除の手間は劇的に減りました。足元が寒いと感じるときの対策もご紹介します。
■玄関、キッチン、トイレは敷かずに拭くのが効率的
玄関マット、キッチンマット、トイレマットは1度も敷いたことがなく、別のもので代用したこともありません。
敷くことでマットの中に埃やゴミが溜まってしまいます。マットのまわりをお掃除シートなどで拭くのなら、敷かずに一緒に拭いてしまうのが効率的。足が冷える場合は、洗濯機で洗える厚手のフットカバーを履くとあたたかいですよ。
■バスマットは洗濯物と一緒に洗える速乾タオルで代用
バスマットは、足に少し残る水分を拭くために必要です。ただ、一般的なバスマットではなく、「速乾性のフェイスタオル」を代用で使っています。家族共有で使うので、次に使う人が湿った部分に足をのせて不快な思いをしないように、乾きやすさを求めました。
洗った足を少しの間のせただけなので、洗濯は、別洗いはせず、衣類と一緒に洗濯機で洗っています。洗い替えは持たずに1枚だけ。次の入浴ではまたそれを使うので、収納場所いらずです。
■カーペットは拭ける素材のキャンプ用マットで代用
子どもが小さい頃は多くの時間を過ごしたリビングも、成長とともに、休日に数時間くつろぐだけになりました。わずかな時間のために、テレビ前のカーペットに毎日掃除機をかけることが非効率に思えて、今ではカーペットを撤去しています。
カーペットがなくなると掃除機がスイスイ進み、あまりのスムーズさに感動したほどです。また、テレビ台につく埃も減るという、予想外の嬉しい効果もありました。
リビングで寒い時季にくつろぎたいときは、テレビのすぐ近くに収納したキャンプ用のマットを取り出して、好きな場所に敷きます。日当たりのいい場所に敷くと眠くなるほど暖かく、この自由さが気に入っています。拭ける素材なのでお手入れも簡単です。
マット類の洗濯と掃除の手間を減らすには、敷かないことがいちばん効果的です。やめてしまうのは難しい場合は、「衣類と一緒に洗える素材」や「拭ける素材」に変えるだけでも手間が減りますよ。
家の中のマット類の持ち方に関しては、こちらの記事でも紹介:
・【実録】すべて撤去してわかった、家のマット類の要る?要らない?
・バスタオルをバスマットにするとラク!! おすすめの選び方3つのポイント
・キッチンマットいる派の理由は、“床掃除の回数を減らしたいから”でした
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ライフオーガナイザー 尾花美奈子
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