おはようございます。
ライフオーガナイザーの尾花美奈子(おばなみなこ)です。
あたたかくなって羽毛布団をしまうとき、掛け布団カバーはどうしていますか? わが家では、以前は布団とカバーを別々に収納していました。けれど別々にすると、秋に寝具を入れ替えるときに慌てることに気づき、今ではカバーをつけて収納しています。
■羽毛布団にカバーがついていない!毎年秋に大慌て
毎年、秋になって急に寒くなると、慌てて羽毛布団を出していました。というのも、掛け布団カバーがついていないため、すぐには使えない状態だったからです。
家族全員分のカバーをつけるとなると時間がかかります。仕事に家事に、他にもいろいろやることがある中で、「風邪をひいたら大変!」という焦りを感じながらつけていました。
「カバーがついていれば、出すだけで寝られてラクなのに」。そう思ったとき、「羽毛布団とカバーを別々に収納するから慌てることになっている」と気づきました。当時は、羽毛布団は布団収納袋へ入れ、カバーは畳んで引き出し式の衣装ケースへ収納していたのです。
■慌てないために布団にカバーをつけて収納
そこで、春に羽毛布団をしまうとき、カバーと別々にするのではなく、布団につけて収納することにしました。急を要しないこのタイミングでつけるほうが、自分の都合に合わせることができるし、気持ちにゆとりが持てるのです。
カバーをつけても布団のボリュームは変わらず、これまでと同様に布団収納袋に入ります。羽毛がつぶれるといった問題も起きていません。
■「カバーをつけて収納」で生まれる3つのゆとり
カバーをつけて収納することで、「時間」「気持ち」「空間」の3つにゆとりができたのを感じています。
・「出すだけ」で使えるので、慌てることがなくなった ⇒ 時間、気持ちのゆとり
・家族が風邪をひく心配が減り、安心感が生まれた ⇒ 気持ちのゆとり
・引き出しのサイズに合わせてカバーを畳む大変さがなくなった ⇒ 時間、気持ちのゆとり
・引き出しが不要になり、収納スペースがうまれた ⇒ 空間のゆとり
羽毛布団を買ったときのイメージから、「カバーなしで収納袋に入れておくもの」という固定観念があったようです。そのことに気づいたおかげで、秋の寝具の入れ替えがラクにできるようになり、ゆとりができました。
オフシーズンの布団の収納に関してはこちらの記事でも紹介:
・かさばる布団をしまう場所がない!押入れなし賃貸の寝具収納問題を解決
・布団の入れ替えをラクに!IKEAのSKUBBで家族1人分1枚でも取り出しやすい収納に
・押入れなし賃貸の布団収納どうする? 収納不足には「保管つき布団クリーニング」が便利!
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ライフオーガナイザー 尾花美奈子
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