おはようございます。
ライフオーガナイザーでグリーンアドバイザーの山田由乃です。
観葉植物を買ってみたけれど、気づけばそのまま放置してしまっている……。そんな経験ありませんか?
初心者さんでもできる、観葉植物を元気に育て続けるための5つのちょっとした工夫をご紹介します。
目次
■観葉植物への「視線」と「動線」を意識してみる
カーテンや曇りガラス越しの光があたり、安定した室温が保てる場所で、観葉植物はよく育ちます。お世話する人の視界に植物が入りやすいと、「お世話しよう」と気づくことができるのです。
良く通る場所に近いと、観葉植物が視界に入りやすくなりますよ。「視線」と「動線」を意識して、置き場所を見直してみるのもいいですね。
■植物のお世話に使う道具の定位置を決めてみる
水やりのための計量カップやはさみ、肥料、葉の上に積もったほこりを取るウエットティシュなどをお世話に使っています。道具の定位置が決まっていると、サッと取り出してお世話をすることができます。
1つにまとめて集中収納するのもいいですが、道具を使う場所によって、分散して収納するのもおすすめ。
たとえば、はさみ、肥料やウエットティッシュは観葉植物の近くに、水をくむ容器は水場の近くに収納すると、使いやすくなるかもしれません。
■観葉植物の水やりチェック日を暮らしに組み込んでみる
植物の種類や天候にもよりますが、春~秋の気温が高い時期には、10日に1回は水やりが必要です。葉がしおれていないか、鉢を持ってみて軽すぎないかなど、植物の水切れの様子を一週間に一度は観察する機会があると良いですね。
水やりチェック日を忘れないために、スマートフォンのリマインダーや、「Planta」など観葉植物のお手入れ用アプリの利用も効果的。ただアプリの通知で水やりを指示されても、葉の様子や鉢の重さなど、植物をよく観察してから水やりしたほうが、思わぬ根腐れを防止できます。
■観葉植物の不調を示すサインを可視化してみる
育て始めたばかりだと、植物が水切れや肥料切れなどを起こしていても、不調のサインになかなか気づけないかもしれません。そこで、あらかじめ元気なときの写真をとっておくのもいいですよ。
育て続けていくなかで、写真と現状とを比べることで、不調を可視化しやすく、気づきやすくなります。水切れのサインを明確に受け取るために、「サスティー」の活用もおすすめです。
サスティーについてはこちらの記事で紹介しています。
>>>観葉植物の水やりタイミングが誰でもわかる!「SUSTEE(サスティー)」の活用法
■植物に名前をつけて愛着がわくようにしてみる
お迎えした植物に名前をつけてみると、とても愛着が生まれます。家族との話題にもあがりやすく、「お世話をしてあげよう」と植物により意識がいくようになるのです。
わが家のリビングにあるメインツリーの「フィカス・ウンベラータ」には、購入時に“ベラちゃん”と名前をつけてみました。すると家族も「ベラちゃん」と呼ぶようになり、私の代わりに水やりをしてくれることも。お世話をし続けて、今年で16年になりました。
育てる人のお世話の仕組みが整っていくと、観葉植物がもっと好きになり、育て続けやすくなると思っています。
観葉植物のお世話についてはこちらの記事も参考に:
・【初心者向け】観葉植物を枯らさない!お世話しやすい置き場所のポイント3つとは?
・もう枯らしたくない! 観葉植物が教えてくれる不調のサインとその対処法とは?
・水やりズボラ&水やりしすぎさんにも育てやすい?! タイプ別におすすめの観葉植物
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ライフオーガナイザー 山田由乃
ブログ: Kurashino-ne- 植物を楽しむ暮らし作り