おはようございます。
ライフオーガナイザーの松林奈萌子です。
電池の管理は案外むずかしいものです。4個入りを購入後、余った1、2本を工具入れのすき間にポイっと放り込んだものの、使いたいときに見つからなかったり、新品と使用済みが混ざってしまっていたり。
種類も意外と多く、捨て方もふだんのゴミとは違う。充電式の電子機器が増えてきて頻度は減ったものの、家族に「電池どこ?」「電池なくなった」「どこに捨てるの?」と言われたときに、「私だってわからない!」とイライラ……。
そんなお悩みがまるごと解消する、電池の収納の管理ポイントを紹介します。
■「分ける」が肝心!6つの居場所で迷子ゼロ
使いやすい電池収納の肝は「分ける」です。電池の種類と状態に合わせて、6つの居場所を確保しておくことで、使いたい電池がすぐに取り出せるようになります。
わが家では、①単1、②単2、③単3、④単4、⑤ボタン電池や充電式電池などの「その他」、⑥使用済み電池、の6つに分類しています。数字が書いてある乾電池を準備しておけば、小学生でもひとりで使いたい電池がすぐに取り出せるようになります。
■「見せる」が正解!粘土ケースでオープン収納
分類用に愛用しているのは100円ショップの粘土ケース(約幅22.1×奥行11.1×高さ5.3cm)です。
電池の種類ごとにちょうどいいサイズで、ふたを外してオープンな状態で並べておくことで、家族みんながどこに何があるか一目瞭然です。災害時に備えたストックもしやすくなります。
■「測れる」が必須!チェッカーでサッと確認
電池交換時に、気をつけていても使用済み電池と新品が混ざってしまうのが悩みどころです。「⑥使用済み電池ケース」に電池残量チェッカーを常備しておけば、まだ使える電池を、うっかり捨ててしまうムダがなくなります。
使用済み電池は有害ごみのため、ある程度溜まるまでケースにまとめておき、溜まったら市役所や公民館などに設置された専用回収ボックスに持っていっています。
簡単に実践できる「分ける」「見せる」「測れる」の3つのポイントを取り入れると、自分にも家族にもわかりやすい電池管理ができます。探す手間が減り、いざというときにも安心です。
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ライフオーガナイザー 松林奈萌子
HP:子どもが帰りたい家は子どもが伸びる家「知的好奇心を育む片づけと仕組み作り」