おはようございます。
ライフオーガナイザーで、「無印良品」の店舗スタッフとしても働いている小峯美保です。

コロナ禍から来客が減り、隠す収納を見直しました。生活感のない“隠す収納”は、家族にとってわかりづらく、自分で出せないから、かえってこちらのモヤモヤに。

「無印良品」のアクリル収納を使った“見せる収納”に変えたら、手助けしなくても整う収納になりました。

■戻さない様子がヒントに。見えるからわかる収納法へ

息子2人が洗面で毎日使うものは、小学生まで歯ブラシくらいでした。それが中学生になると、思春期特有の“ニキビ”で「肌の手入れモノ」が増えてきました。

歯ブラシはミラー裏の収納にしまえていたのに、開け閉めが手間なのか、お手入れのものの片づけが定着しませんでした。いつも利き手である右側のカウンター上に出しっぱなしで、モヤモヤしながら片づけていました。

そこで、「無印良品」の「アクリルメガネ・小物ケース」と「アクリル小物収納・３段」を置き、一目で中にあるものがわかる収納法に変えてみました。2人の息子の行動に合わせ、置きっぱなしにしがちな場所に収納を作ったのです。

■人別＆使う順に分かれているから、戻すのも迷わない

息子たちが自分で出し入れできることを優先し、まず人別＆使う順に引き出しを分けました。

「アクリルメガネ・小物ケース」は、4段で、引き出しが小さめです。そこで、こまかく分かれていても入れることが手間ではない“几帳面な”次男専用にしました。ケアの順番に合わせ、上から、泡立てネット、洗顔フォーム、ニキビ薬、化粧水にしています。水にも強いので泡立てネットの水気も気にならず、汚れても中を洗いやすいです。

長男は、泡で出る洗顔フォームを使います。引き出しには、ニキビ薬と乳液、髭剃りジェルと日焼け止めを入れて、最下段には、毎日使う使い捨てコンタクトを入れています。

スペースが分かれているので、中身はざっくり入れるだけでも雑多には見えません。

収納を見直してからは、息子たちが入れ忘れに気がつくようになりました。それが一番の効果です。戻すことが増えて、出しっぱなしがほとんどなくなりました！

■忙しい母の朝のスキンケアも、収納グッズを揃えてスッキリ

忙しい朝、自分の用意もアクリル収納で見やすくしています。朝晩よく使うスキンケアやメイク用品は、サッととれる浅い引き出しが便利です。引き出しが閉まっていてもどこにあるかがわかるほうが、手間取ることもなくなります。

「無印良品」の「重なるアクリルケース2段引出・大」と今は販売のない1段タイプを重ねて置いて、上から、リップ・ハンドクリーム、アイメイク・チークと下地など肌の手入れアイテムと分けて入れています。

洗顔フォームやメイクブラシなどにも「無印良品」の「アクリル円筒ケース」や「アクリル円筒ケース・フタ付」、「アクリルペンスタンド・大」と「アクリルペンスタンド・小」に入れて素材を統一。チューブの容器のモノも、倒れにくく整いやすくなりました。

価格は高めですが、透明でシンプルなデザインは出しっぱなしでもスッキリ見え、耐久性も高く、水回りでも長く使えます。忙しい朝でもメイク後の片づけがスムーズに終わり、その良さを実感しています

「片づけ＝モノが見えない」の思い込みが、家族の片づけられない理由でした。家族が使う場所は、「見えればわかる」使いやすさを優先して、収納を決めることがとても大切。収納用品にちょっといいものを選べば、スッキリ整えられる。家族の自立と暮らしのスムーズさにつながるヒントになりました。

洗面台の収納に関する記事はこちらにも：
・見た目も機能も叶えたい！子どものケアアイテムをスッキリ収納するコツ
・浮かす×吊るすでいつも清潔！歯ブラシ収納の3つのルール
・洗面台下のカオス解消！“すぐわかる”スッキリ収納は｢いつも｣と｢いつか｣と｢もしも｣に分ける

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ライフオーガナイザー　小峯美保
HP : 整うしくみ研究室　/　atelier Hygge