おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。
進級するたびに増えていく、幼稚園・学校から持ち帰る図画工作などの作品。子どもが一生懸命作ったものだし、思い出としてとっておきたいと思うと、捨てるなんて無理無理(笑)。そう、たまるばかり。収納でお困りの方も多いと思います。
今日は、増え続ける作品を、限りあるスペースで保管する方法を、広島のライフオーガナイザーの南方佐知子さんに教えていただきました。
■驚き!バラバラな作品が「本」になる
小学校4年生と小学校2年生、2人のお子さんがいる南方さん。毎年どんどん増えていく作品をどうしたらいいものか…。そんなときに、思いついたのがこちら。作品を本にすることでした。
「え〜っ、あのバラバラな作品が、本にできるの?」。
私も、驚きながら見せてもらいましたが、見事な「作品本」。これは、嬉しい情報!さっそく、詳しい作り方を教えてもらいました。
■準備するものは、画用紙と家にある文房具のみ
用意するものは、こちら。
4つ切り画用紙、のり、太めのテープ、カッター、ハサミです。
最初に、作品を箱や袋から出し、同じような絵やあまり思い入れのないものは、ここでサヨナラします。
これで準備OK!!
■作り方は簡単。貼り合わせていくだけででき上がり
最初に、ひと目で誰の「作品本」かすぐにわかるように、表紙になる作品を選びます。次に、作った順番に並べていきます。サイズが合わない小さな作品は、用意した画用紙に貼りつけて。
絵は中表に折り、絵の描かれていない外側を背合わせにして、のりやテープで貼り付けていきます。
最後に、背を留めたらでき上がり。ここまでで所要時間2時間。これなら気軽にできそうです。
■できた「作品本」は、嬉しい省スペース収納
できた「作品本」は、箱に入れて、いつでも取り出し、見られるようにしているのだとか。これだと、収納スペースも確保でき、これから持ち帰る作品も悩むことはなさそうです。
作品本を作り始めて4年。子どもが幼稚園のころは、南方さんが作っていたそうですが、小学生になってからは、子どもたちが主体になって作っているそう。
慣れていないうちは、少しいびつな形に仕上がりますが、「作品が本になることを楽しんで作業しているところを見ると、そこは気にしません」と南方さん。一緒に手伝って作業していると、「これを書いたのはね….」と、作ったときのエピソードも聞けるのだとか。親子の会話もはずみますね(笑)。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。
ライフオーガナイザー南方佐知子
ブログ:古くても狭くても大丈夫。一緒にみつける家ごこち
記事・写真:南方佐知子
編集:秋山陽子