クレジットカードの適正枚数とストレスフリーな管理方法とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザー/ファイナンシャルプランナーの長谷部敦子です。

“あったら便利”だったクレジットカードも、インターネットでの買い物が当たり前になった今では、“なくては困る”ものになっている方も多いのではないでしょうか? 家計管理をシンプルにするには現金主義が一番! とわかっていても、わが家もクレジットカードを生活からなくすことはもはやできません。

そのときどきで必要に感じて増やしてきたカードですが、徐々に枚数が増え、管理の負担を感じていたときに「残高不足でカードの引き落としができない」事態が!!
「これはあってはならぬこと!!」と大急ぎでクレジットカードの見直しをしました。

■“お得”と“手間なし”優先したいのはどっち!?

見直し前のわが家のクレジットカードは
夫名義:家計用、プライベート用、ETC用、携帯用、電気店用
私名義:仕事用、プライベート用

の計7枚。夫のプライベート用をのぞく6枚が私の管理するカードになります。

ETC用はエンジンオイルを無料で交換してもらえたり、電気店用はポイントが通常よりお得だったり、とそれぞれに特典があります。でも、私にとっては“お得“より“手間がかからない”ことのほうが大切。

それぞれのカードで支払っているものや契約内容を改めてチェックして、
・ETC用は家計用に統合
・電気店用はクレジットカードを解約し、ポイント機能をアプリに移行(結果的にはお得なポイントは変わらずそのまま!

2枚のクレジットカードを手放すことができました。

クレジットカードの適正枚数とストレスフリーな管理方法とは?

■減らさないことが“手間なし”につながることも

管理に負担を感じていたクレジットカードですが、見直しの目的は、あくまで“家計管理をラクにすること”。クレジットカードを減らすことではありません。

夫のプライベート用と家計用、私の仕事用とプライベート用。これらは同じカードを使ってしまうと、余計に管理に手間がかかってしまいます。なので、これだけは手持ちの枚数が増えることになっても、クレジットカードを分けることにしています。

クレジットカードの適正枚数とストレスフリーな管理方法とは?

インターネットで買い物をするときにも、そこはひと手間かけて用途によってそれぞれのカードを使うようにしました。そのひと手間が、あとの管理を断然ラクにしてくれることを知っているので、多少のめんどくささも乗り越えられます。

管理能力がかなり乏しい私にとって、クレジットカードは少ない方がいい。でも、ただ少なければ管理しやすい、というものでもない。今の私にとっての適正枚数は、“4枚”に落ち着きました。

■WEBから紙へ 明細も自分に合う形に見直し

クレジットカードの明細は、今、ほとんどの会社でWEBへ移行されていますよね。私も時代の流れに沿って、WEB明細に切り替えていました。でも、WEBサイトにログインして、明細をチェックすることがどうしてもめんどうで・・・・・・。ついつい後回しにしてしまうことも。そこで、明細は紙で郵送してもらえるように登録を変更しました。

会社によっては、年会費の割引がなくなったり、明細発行手数料がかかったりすることもありますが、これは家計管理をストレスなく続けるための必要経費。ここはケチらず、紙の削減はほかのところでがんばることに。

明細が郵送されてきたら、レシートと照合。口座振替が必要な場合は、そのタイミングで処理するので、リマインダーの役割も果たしてくれます。

クレジットカードの適正枚数とストレスフリーな管理方法とは?

明細は引き落とし日まではレシートと一緒にクリアファイルに保管しておきます。
引き落としが完了したらシュレッダーして終了! ですが、溜まっているのが気になった時点でシュレッダーする、というゆるい管理に。

“家計管理をラクに”という基準で見直すことで、管理方法も自分に合わせてメリハリをつけられるようになり、ぐんとストレスを減らせました。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

ライフオーガナイザー 長谷部敦子

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