おはようございます。
ライフオーガナイザー/メンタルオーガナイザー国分典子です。
思い出の詰まったモノは、なかなか手放せないもの。そこで今日は、大切な思い出のものを、選んで・見て・いい気分を保てるコーナーに飾るというご提案です。
■大事なモノを放置していませんか?
どのご家庭にもある、思い出がたくさん詰まったモノ。自分や家族がこれまで生きてきた証のようなモノがあるはずです。
けれども、何気なく放置されてしまっているケースをよく目にします。モノを手にすれば思い出話がたくさん語れるのに、なんとなく邪魔者扱い。これでは感情移入しているモノの“気持ち”が元も子もない感じ(笑)。
そこで提案するのが、思い出のモノを飾って・眺めて・気分が良くなるコーナー作りです。
■気持ちが落ち着く“聖堂”作り
人は目から入る情報に、とても影響を受けやすいと言われています。
つまり、見えているモノによって気分を上げることができる、ということなんです。
アメリカのプロフェッショナルオーガナイザーは「聖堂を作る」という手法をよく活用しているそう。聖堂とは、大事なモノを一カ所に集めて、見れば過去の良い思い出に浸ることができ、今を大事にして、未来に希望が持てるようになるコーナーのことです。
こちらはわが家のリビングの一角にある聖堂。
子どもたちが小さかった頃や、家族で出かけた思い出がたくさん詰まっています。この前を通るたびに、ホッとしたり、にんまりしたり、ときどき懐かしんだりと、気持ちが落ち着く場所となっています。
■聖堂を作るメリット
飾っているのは、家族だけしかわからないモノばかり。
思い出の優先順位はその人(たち)が決めたらいいので、何を選ぶかは“ご自由にどうぞ”なんですよ。
たとえばこの石。
何の変哲もない石なので、「何?」ってなるでしょうね。
でも私にとってはとてもとても大事なモノ。
娘が小学生の頃、泣きながら行った課外学習のときのお土産なんです。これがあると「あんなに小さかったのに……」と成長した今を感じられるアイテムとなっています。
聖堂を作るメリットは、自分にとって大事なモノを選びとるスキルが上がること。放置されているモノの中から、本当に残したいモノを選んで、暮らしに彩りと空間にメリハリをつけることができます。
心地よい毎日を送るために、ぜひ眠っているお宝を掘り出して、目に入るように飾って大切に扱ってみませんか?
一家に一カ所、聖堂作り。ぜひお試しくださいね。
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ライフオーガナイザー国分典子
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