おはようございます。
ライフオーガナイザーの吉川圭子です。
前回の担当記事では、片づけの現場作業でよくある『定位置が決めやすいもの・決めにくいもの』についてご紹介しました。
>>>モノの定位置が決められないのはなぜ? 置き場所が決めやすいもの・決めにくいもの
今回も実際の片づけ現場でのあるある話。片づけ作業をしていると出てくる、「これ、どうしよう……」とお客様が困ってしまいがちなものと、その対処法をご紹介します。
■クローゼットではすきまに落ちていることも多いあのアイテム
まずはクローゼットでよく出てくる「これどうしよう?」なアイテムは、片方しかない靴下です。
ペアが見つかれば残しておきたい靴下ならば、そろっている靴下とはいっしょにせず、いったん別の場所にひとまとめにしておきます。
ほかの場所を片づけたらもう片方が出てくることがあるので、捨てるかどうかを悩むより先に片づけを進めるのがおすすめです。
■キッチンでは、なぜなくなるのかがわからないあのアイテム
次にキッチン。キッチンはこまごましたアイテムが多いのですが、今回取り上げたいのは食品保存容器。
これは、先にご紹介した靴下と同様、複数のパーツを組み合わせて使うもの。入れ物があるのに蓋がない(またはその逆の)ケースはときおり見かけます。また、そろいで買っていてもゆがんで蓋がしまらなかったりすることもあります。
実際の現場では、入れ物は仮の収納用品として使うために片づけ作業が終わるまでは保管、蓋は処分されることが比較的多いです。余談ですが、食品保存容器の蓋と入れ物の神経衰弱をしたくない!という場合は、いろんな種類の保存容器を使うのをやめてすべて同じ種類でそろえるという方法もありますよ。
■片づけ作業の終わりでだんだん余ってくるあのアイテムも!
「捨てる?残しておく?」と迷いがちなアイテム、最後にご紹介するのは収納用品です。
ものが減って片づけ作業が進んでいくと、大量の収納用品が余って、「これどうしましょう……」となることも“片づけ現場あるある”なんです。
もし、今同じ収納用品を使っているとか折りたたんでコンパクトになるなら、予備の収納用品として保管してもいいでしょうし、もう使わないけれど状態は悪くないから捨てるには忍びないならリユースもおススメです。
参考: 手放し先リスト
上記の手放し先リストの中で、個人的なおすすめはジモティです。ジモティは直接受け渡しが基本なので、直接会うことに抵抗がある人には難しいのですが、そのぶん梱包や発送の手間がかからないのがいい点です。
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ライフオーガナイザー吉川圭子
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