おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
収納場所が決まっているのに、家族からはいつも「あれどこ?」と聞かれるものはありませんか? 家族にわかるように収納しているつもりでも、家族からは「聞いたほうが早い」と思う状況になっているかもしれません。
わが家では、掃除道具の収納がそんなものの一つ。もう場所を聞かれないように、収納を見直しました!
◼︎「あれどこ?」ってなぜ聞くの?
大掃除の時期になると、窓掃除担当の夫から聞かれるのが、窓掃除グッズの場所です。いつも同じ、洗面台下のファイルボックスに入れてあるというのに。
そこで、聞かれる理由を考えてみました。思い当たったのはこちら。
・パッと見てわからなさそうだから
・見えない
・覚えていない
・自分で探すのが面倒くさい
私は奥にしまってあるものまで覚えているタイプですが、夫は見えないと存在を忘れてしまうタイプ。理由は何にせよ、きっと「聞いたほうが早い」と思われているんですよね。
実は、そんな夫のために、窓掃除グッズを一つのファイルボックスにまとめていました。でも、引っ越し後は収納スペースが減り、他のものも一緒に収納するようになっていたのです。
さらに最近は、夫のまとめ買いが増えて、別の場所に収納していた掃除用品のストックも、ファイルボックスに入れるようになっていました。
私としては、「あなたがものを増やしたんだから仕方ない。同じ場所にあるんだから、取り出してよ」と思っていましたが、見えないとわからなくなる夫にとっては、聞いたほうが早い状況だったのでしょう。
◼︎「みんながわかる」ためにできる3つのこと
そこで、家族がわかるために必要なことを考えてみました。
1.定位置を決める
2.量を絞る(理想は一つの場所に同じ用途のもの)
3.ラベリング(イラストや文字などわかりやすいほうで)
今回定位置は決まっているので、量を見直すことにしました。
不要なものを除き、他の場所に移せるものは移動。一つのファイルボックスを、窓掃除グッズ専用にするのは難しいので、ハンディモップとそのストックだけを後ろに入れました。
同時に、手が届きにくいところにあったぞうきんも、手前に位置を変えました。
最後はラベリングです。
◼︎面倒くささを乗り越えて、“自分のために”手をかける
実は、ここまでの作業をやったほうが良いことは、薄々気づいていました。でも、たまに使う人のために、面倒だと聞いてくる人のために、そこまでの労力をかけたくなかったのです。
さらに、ラベリングは「やるなら完璧にやりたいけど、そこまでやるのは面倒くさい」というジレンマがありました。でも、「もう“聞かれない”自分のために、手をかけてあげよう!」と割り切ることにしました。
ラベリングは、マスキングテープで対応。
やり終えたら、空間も自分の気持ちもスッキリしていました。最後の仕上げは、家族と収納場所の共有です。
これならたとえ忘れても、「見てね」の一言で済むはず!
家族が「わかる」ための片づけのプロたちの工夫:
・ラベルは家族が片づけしやすくするための思いやり。みんながラクになるラベルづくりのポイント
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あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 都築クレア
ブログ : 「この世界で自分らしさと幸せに生きていく!」−自分らしさ探究家