おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
「グリーンは欲しいけれど、育てる自信がない」という方は多いのではないでしょうか? 私もそうでしたが、欲しいと即行動する夫にやや巻き込まれる形で、引っ越し後の3年間で室内外含めて、15種類の観葉植物を育てました。
初心者がつまずくのは次の3つのポイント。
1.水やり
2.日当たり&温度管理
3.成長に合わせた手入れ
この3点において、ダントツに育てやすかったNo.1が「サンスベリア・ファーンウッド・ミカド」でした。その魅力をご紹介します。
◼︎乾燥好きで夏でも水やりは少なめ、真冬は水やり要らず
サンスベリアにはたくさんの種類がありますが、共通しているのは、「乾燥を好む」ということ。春夏は、土全体がしっかり乾いてから水をたっぷり与えるのがおすすめで、「土が乾いて2〜3日待ってから水をあげる」と紹介しているサイトもありました。
参考:これで完璧!サンスベリアの水やりの方法とおすすめ紹介
このため夏でも、水やりの頻度は少なめ。うっかり忘れていても大丈夫なのが、初心者にはありがたいです。
さらに気温が下がってくると、水やりは月一回程度。11月から3月の間は、冬眠するため水やりは不要です (10度以上の室内であれば月一回の水やり) 。
ベランダなどで育てている他の植物の夏の水やりは重労働で、特に困るのが、夏の旅行中。直前にたっぷり水をやり、保ってくれることを祈るしかありませんでした。
こんなときも、サンスベリアなら安心です。
◼︎初心者には難しい日当たり&温度管理も、室内なら心配いらず
15種育ててみて、いちばん難しくて大変だったのが、日当たりと温度管理です。家族がいくつか住環境に合わない植物を選んでしまい、枯れたり、瀕死の状態になって場所を移したり。
耐陰性があると聞いていたものの、日の当たりにくい壁側の葉だけすべて枯れた植物も。日当たりを見て、こまめに向きを変えてあげないといけなかったようです。
その点サンスベリアは、ほどよく日の入るリビング横の部屋で問題なく育っています。温度も、夏でも室内ならOK。冬は断水すると、さらに耐寒性が上がって、5度ほどでも耐えられるよう。
◼︎成長が「ゆっくり」だから、マイペースに愛でられる
植物の成長に合わせた手入れで、予想以上に大変だったのが植え替えです。いくつか購入してわかったことですが、お店で売られている植物は、すでにその鉢に入れられてから随分経っていて、購入後すぐ植え替えが必要なものも多いのです。
根が伸び鉢の底までへばりついたものは、外すのが至難の業で、1時間格闘したことも。
また、成長が早く頻繁に剪定が必要な植物は、初心者にはハードルが高く悩ましいです。
この点「サンスベリア・ファーンウッド・ミカド」は、サンスベリアの中でも成長がゆっくりなタイプ。1年以上経っていますが、葉先が少し伸びたかな?と思うのと、気づくと新芽のような薄緑の葉が出ていたことがあるくらいです。
面倒くさがりの私には、あまり手をかけずともちゃんと元気でいてくれる「サンスベリア・ファーンウッド・ミカド」が、可愛いのです。
「水やり」「日当たり&温度管理」「成長に合わせた手入れ」の中で、自分がつまずきそうなポイントを、うまくカバーしてくれる植物を選ぶのがおすすめです。
グリーン初心者におすすめの片づけのプロのアイデア:
・はじめて育てるならどんな植物がいい? 管理しやすい観葉植物の選び方5つのチェックポイント
・観葉植物の水やりタイミングが誰でもわかる!「SUSTEE(サスティー)」の活用法
・ズボラさんにおすすめ!「無印良品」の「壁にかけられる観葉植物」でグリーンのある暮らし
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ライフオーガナイザー 都築クレア
ブログ : 「この世界で自分らしさと幸せに生きていく!」−自分らしさ探究家