おはようございます。
ライフオーガナイザーの藤本恭子です。
ちょっとしたお出かけや、散歩に行くときにも気軽に使える便利なサコッシュ。「サコッシュ」とはフランス語で「Sacoche」、袋やかばんのことです。肩から掛ける小さめのバッグで、元々は自転車競技の際に選手に渡す飲み物や補給食を入れたバッグだったようです。
今やスマホや最低限の貴重品などを入れて使うのに人気のアイテム。両手が空くので、子育て中の方はもちろん、旅行、スポーツ観戦やアウトドアなどさまざまなシーンで使えて便利です。
人気アイテムだけにデザインや機能が豊富で、いざ使ってみると、「思っていたのと違った……」と感じることもありました。サコッシュ選びに失敗続きの私が、ようやく自分に合った「サコッシュ」に出会えた経緯をご紹介したいと思います。
目次
■なぜ使わないのか?サコッシュのダメ出しポイントを書き出す
まずは、自分が使っていないサコッシュの何が気に入らないのかを整理してみました。
「素材」の肌触りが好きでない
化繊は汚れや水に強く機能的だけど、ガサガサと音がしてストレス。しっかりした作りで座るときにも固くてじゃまになる。
「機能」が複雑で自分に合わない
ファスナー付きはものの出し入れがめんどうに感じた。仕切りやポケットが多すぎると、逆にものが迷子になる。
「仕様」が自分の体に合ってない
ストラップが細すぎて肩に食い込む。長さ調節ができないと不便。サイズに余裕があると、つい荷物を入れすぎて逆に重くなり肩が凝る。
■ダメ出し理由の裏返しから、理想のサコッシュをイメージ
自分が使っていないサコッシュのダメ出しポイントの裏返しが、自分に合うサコッシュ選びの5つのポイントでした。
・柔らかく体にフィットする布製が自分にとってストレスフリー。
・出し入れがしやすいように、ファスナーなしのオープンタイプ。
・仕切りは少なめで、サイドポケットが一つあるくらいが便利。
・ストラップは細すぎず、長さの調整が可能なタイプ
・最小限必要なものが入るくらいのサイズと軽さ
■重要!お出かけ用7つ道具が入るジャストサイズの大きさは?
何よりもいちばん優先したいポイントは、ものを入れたときの軽さです。サイドポケットに入れるスマホ以外に、サコッシュの本体に入れるものは、シンプルに厳選した最小限の7つ道具です。
・小銭と1000円が入ったウオレット
・交通系ICカード
・クレジットカード
・鍵
・リップクリーム
・エコバッグなど
・ポケットティッシュ
この「7つ道具」が入るサイズは、縦20×横15cmくらい、マチが3.5cmくらい。縦長のデザインがちょうどよい感じです。
この基準を意識しているときに偶然出会ったのが、今使っているお気に入りのサコッシュです。地元のリユース会で譲りうけたこのサコッシュは、実は知らない誰かのハンドメイド作品でした。作り手のこだわりが私と共通していて、何となく嬉しくなりました。
私は日頃から、直感で好きなものを選びがちです。しかし、自分の好みや行動のクセを知って、自分がストレスを感じにくいモノ選びをすることも大事だと感じました。
もの選びの基準についてはこちらにも:
・【片づけのプロのもの選び】失敗やストレスが減るもの選びの3ステップで見つけたジョーロ
・掃除嫌いのもの選び。掃除をしやすくて、見た目もいいキッチンのゴミ箱とは?
・【片づけのプロのもの選び】便利すぎるトング6本!料理がラクになるおすすめトングと収納法
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 藤本恭子
ブログ : モノ・心・お金を整えて暮らしをしなやかにデザインするスムースオーガナイズ