おはようございます。ライフオーガナイザー国分典子です。
わが家には家族4人みんなが大事にしている思い出があります。それは約7年前の夏にさかのぼります。
家のすぐそばにあった、とても気さくでオシャレな美容院が移転することになり、悲しいお別れをしたことです。
当時小学校3年生だった息子は、特に優しい美容師さんとは大の仲良し。ものすごく年の離れた大親友でした。お互い涙が止まらないほどの辛いお別れは、息子の17年間の人生の中で、何よりも悲しい出来事だったそうです。
最終営業日の夜、閉店した時に美容師さんからこんな提案が・・・
「ぜひこのプライスボードをもらってください」。
まさしくこれは男同士の友情の証。
そんな思い出がたっぷり詰まったプライスボードをわが家では「飾る」「見る」の一石二鳥で大活躍させることにしました。
まずは、リビングの中でも一番視線が集まる特等席に設置。そして日曜大工が好きな夫がDVDやCDを収納できる棚を作り、横から出し入れできる収納スペースとして使うことにしました。
いつまでも美容師さんとの思い出は色あせることなく、さらに実用性もUP。
いつまでも「そばにいる」感覚でいられます。
思い出をしまいこむのはもったいない。飾るだけでももったいない。
少しの手間をかけることで、思い出の品は、わが家にとって無くてはならないモノへと魅惑の変身をとげました。
出会いがあれば別れがありますね。
みなさまのお宅でも思い出を今に生かす収納方法を試してはいかがでしょうか?
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー国分典子
ブログ:ライフオーガナイザー・メンタルオーガナイザー国分典子が伝えるココロが軽くなる整理術