おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
タオル収納、食品収納、子ども部屋とご紹介してきた千葉県習志野市在住のライフオーガナイザー田所励子さんのお宅。今日はスモールオフィスについて伺いました。
過去記事はこちら:
・準備から食材の在庫管理まで子どもにお任せ♪小さな工夫がお母さんを自由に
・よく使うものこそ数を少なく!タオルの用途別収納で、収納も心もスッキリ
・片づけ下手から片づけ上手に?!子どもが変わったワケを教えます!
ダイニングの一角にある、「IKEA」の「ベストーシステム」を組み合わせて作ったキャビネットが田所さんの仕事スペースです。
スライドテーブルをパソコン台として使用したり、ダイニングチェアを兼用するなど、ものやスペースを有効活用して、できる限りコンパクトにまとめることにこだわりました。図面やカタログなどを大きく広げて作業したいときは、ダイニングテーブルを使用します。振り返るとすぐ収納があるので、ダイニングテーブルからでも必要なものがすぐに手に取れます。ほとんど動かずに仕事にとりくめる、まるでコックピットのような、効率的な仕事スペースです。
「ベストーシステム」は扉の大きさもいくつか選べるので、よく使うものは、あえて扉なしのオープン収納に。見た目のすっきり感だけを考えれば、扉で全体を隠してしまう方法もありましたが、使い勝手を優先しました。その分、収納グッズは白で揃え、うるさくならないよう気をつけています。
家、特にリビングダイニングを仕事スペースにする場合、仕事道具と家族のものを一つのスペースに収納する必要にせまられることも。田所さんは、それぞれをしっかり分けることで、お互いのストレスを最小限にしています。また、家族のものは、家族の動線に近いスペースに収めています。簡単なことだからこそ、しっかり押さえておきたいポイントですね。
「ベストーシステム」のように、自由にパーツを組み合わせられるシステム家具は、暮らし方にあわせて“わが家だけの収納”をカスタマイズできるのがうれしいところですが、必要な部品を買い忘れたり、これで大丈夫かなと心配になったりもしますよね。そんなときに何か参考になるものはあるのでしょうか。
「まずは、入れたいものを確認し、こんな風に組み合わせたいというおおまかな設計図を起こします。簡単なイラストで大丈夫です。それをIKEAに持って行くと、専任スタッフの方がいて相談にのってくれます。細かい部品やパーツの買い忘れがなくなるのはもちろん、在庫状況や収納グッズについても教えてもらえるんです。お客さまにも、大きな家具を購入する場合には店頭での相談をおすすめしています」。
見た目だけでなく、使い勝手も大切にすること。購入する前にプランをたて、商品をよく知るプロに相談すること。スモールオフィスだけでなく、収納用品を購入するとき全般に心がけたいことですね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
記事・撮影:会田麻実子
ライフオーガナイザー 田所励子