ライフオーガナイザーの白石規子です。
今日は、大阪府のライフオーガナイザー さわのりこさんのキッチン収納をご紹介します。
キッチンなどで利用している方も多い、取っ手付きのカゴを使用した収納。
中身が見えるので分かりやすい!というメリットがありますが、その反面、見た目がごちゃごちゃとしてしまうことも。
見た目のスッキリ感を保ちながら、何が収められているのかがちゃんと分かるようになる、さわさんの収納アイデアをお伝えします。
キッチンの吊り戸棚に収められた食品ストック。
お揃いのカゴで、美しく収められていますね。
取っ手付きのカゴは、高い場所に収めていても取り出しやすく、とても便利。ただ、購入してきたときのままで使うと、中に入っているパッケージのカラフルな色が見えてしまいます。「スッキリした見た目が好み」というさわさんには、ちょっとストレスが溜まってしまうのだそう。
そこで使っているのが、100円均一で購入した”目隠しシート”。
もともとはガラス窓に貼って目隠しに使うための、カッティングシート。
自分で貼りたいサイズに切ることができるので、さまざまな収納ケースで目隠しがわりに使えます。表面はシール状になっているので、取り付けも簡単。
ただし、目隠ししてしまうと、今度は中身が分からなくなってしまう! せっかく見た目が美しくなっても、使いづらくては意味がありません。そこで今度は、カゴにラベリングをすることにしました。
さわさん宅の食品ストック仕分けは、全部で6種類。
- 塩・砂糖などの「基本調味料」
- わかめ・椎茸などの「干物類」
- パスタ・マカロニなどの「麺類」
- かつおぶし・煮干しなどの「だし類」
- カレー粉・トウガラシなどの「スパイス類」
- ベーキングパウダーなどの「お菓子材料」
でも、春雨は麺類? それとも乾物?
ふりかけは乾物? それともスパイス?
自分の中で分類があいまいなものがあると、使った後に戻しづらくなります。そこで、分類が分かりにくいものには、個別にラベルを付けることにしました。これなら、「戻せない」がなくなりますね。
目隠しシートでスッキリ見せて、ラベリングで使いやすく。
美しさと機能性をキープする技、参考にしたいですね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
撮影・記事協力:ライフオーガナイザー さわのりこ
ブログ:ネコノテ-暮らしと収納研究室-
編集:白石規子