新年あけましておめでとうございます。
日本ライフオーガナイザー協会代表理事の高原真由美です。
2015年8月よりスタートしました日本ライフオーガナイザー協会のWEBマガジン『片づけ収納ドットコム』、2016年も皆さまの時間を生み出す片づけ・収納のコツを毎日お届けしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
元旦の本日と明日はいつもと趣向を変え、昨年11月に札幌で開催された日本ライフオーガナイザー協会カンファレンスレポートをお届けいたします。
このカンファレンスは本協会の総会として年に一度行われる会員向けのイベントで、今年で6回目の開催。全国のオーガナイザーたち約150名が11月17日・18日の二日間、札幌パークホテルに集結しました。
今年のテーマは「Start your Own Business」。
ライフオーガナイザーにとって、資格取得はゴールではなく、プロとして仕事をしていくためのスタート地点に立ったというだけのこと。重要なのは、「いかに片づけのプロとしてクライアントに喜ばれながら収入を得ていくか」「職業にしていくか」を考え、行動していくことです。
カンファレンスはそのための学びが満載で、ふだんはなかなか会えない全国のオーガナイザーたちとリアルな交流ができる貴重な機会でもあります。
片づけのプロの先進国であるアメリカから、毎年ベテランオーガナイザーを招き、同時通訳を用いての講演やパネルディスカッション、ワークショップを行っています。日本語で本場のオーガナイズに関して学べるのは、世界中で本協会のカンファレンスだけ。
正直、準備はものすごく大変だし、コストも莫大にかかりますので、協会のサイズを考えると分不相応かもしれません。それでも10年後、20年後の片づけのプロが活躍する未来を想像するに、絶対今、この学びが必要と確信しています。来年以降も、もちろん続けていくつもりです。
アメリカのオーガナイザーの講演スライドも、当然日本語! 英語が苦手でも問題なく、最新の知識・情報・技術を学ぶことができます。
ホーダー(溜め込み癖、いわゆるゴミ屋敷状態を指します)や、AD/HD(注意欠陥・多動性障害、脳の機能障害のひとつ)の成人クライアントへのサポート方法や実例など、日本ではまだ一般的には知られていないかなり専門的なプログラムもあり、毎回、私自身も多くの学びを得ています。
片づけのプロとして、こういった知識や情報を持っているか否かが、数年後に、力量の差として表面化してくるのではと考えます。
初日のプログラム後の懇親会の集合写真です。
今年はちゃんと誰が誰か判別できる写真になっていますよね! 昨年は横浜開催ということで約250名のオーガナイザーの集合写真となり………。結果「ウォーリーを探せ」状態でした。
懇親会では美味しい食事とお酒とともに、とにかくみんなで楽しむという宴会ですが、「JALO AWARD」と称した表彰式や楽しい余興も。
明日は懇親会の表彰式の様子からレポートいたしますね。
2016年、あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
日本ライフオーガナイザー協会代表理事 高原真由美
ブログ:ライフオーガナイズでもっと楽にもっと生きやすく